まあどうにかなるさ

日記やコラム、創作、写真などをほぼ週刊でアップしています。

2012-01-24 19:36:46 | コラム
ある調査によると、小学校低学年のときの夢が叶っている割合は8パーセントだそうである。意外に多いかもしれない。
野球選手やパイロットなど、年齢が若いほど実現が困難な夢をもつ。僕の夢は漫画家になる事だった。
歳を重ねるにつれ、実現可能かどうかがだんだんと判ってくる。
息子が小学生の頃は科学者になりたいと話していた。今はどうだろう。
去年、国内にも、身の回りにもいろんな事があり、これからのことを考える事が多かった。
夢というと何となく将来の職業の事をいう場合が多い。
この歳になると将来の職業の夢を持つというのはちょっと難しい。
でも、何でもいいから夢を持つのも悪くない。
例えば写真や陶芸を趣味にして将来個展を開きたいとか…
まあ、それも実現は難しいのかもしれないけど、夢は実現するしないは別問題である。
前に、妻と老後何をしたいかという話しをした。
妻は茶道をやってみたいという。
冬、帰省したとき、その話しを母にした。母は以前、茶道をやっていた事を思い出したからだ。
母は茶道に関しては免許皆伝の腕前である。
母はとっても喜び、茶道具をもって帰れと言って押し入れからあれこれ出してくれた。
い、いや…妻は今すぐ始めるとは言ってないんだけど…
母としては二人の娘が茶道には全く興味を示さなかったので、息子の嫁が興味を示してくれたことが嬉しかったのだと思う。
もしかしたら、母は娘とお茶を点てることがささやかな夢だったのかもしれない。


徹夜

2012-01-13 23:42:58 | 日記
先日、朝起きると、息子が徹夜明けだという。
一睡もしないで一夜を明ける。いわゆる完徹。
その日提出する理科の冬休みの課題がなかなか終らなかったのだのだそうだ。
休み中の新聞から科学に関する記事を切り抜き、それをA4のレポート用紙にまとめるというもの。
3枚以上という規定があるため、なかなか難しかったらしい。
記事の内容を理解することも難しいし、息子は感想文や文をまとめるというのが苦手。
それでもなんとか終らせたときには、起床時間まであと少しだったため、起きられないといけないので寝ないで朝までずっと起きていたそうである。
「よく頑張ったね」
僕はそう声をかけたけど、妻の評価は少し違う。
休み中、少しずつやらないからこういうことになると。
まあ、それもそうだけど…
息子にとっては徹夜は2回目くらいだと思う。
僕が徹夜を初めてしたのはいつだっただろうか…
最後にしたのもいつだったのか、思い出せない。
徹夜といっても少し仮眠をとったり、徹夜明けで朝から床に就いたようなことはよくあったと思う。
完徹をして、次の日もフルに活動したというのは少なかったかもしれない。
そんな事は今ではできないと思うが、いくつか記憶には残っている。
大学のとき、次の日に帰省するという日の前にレポート(だったと思う)が終らなくて、徹夜をしたことがあった。
夜、死んだように寝ていたらしい。でも、昼間は気が張っていてそれほど眠くはなかった。
高校のとき、徹夜をした理由は思い出せないけど、次の日映画を観に行ったことがあり、必死で眠気と戦いながら映画を鑑賞していた。
観ていた映画は『タクシードライバー』
一人で観ていた記憶があるので、その日に観なければならない理由があったのだと思う。上映最終日だったとか。
そのときはストーリーは全く理解できず、この映画が好きになるのは2回目に観たときである。
徹夜明けの、何ともいえない、あの独特な気だるさは今では懐かしく思える。


ミスチル

2012-01-06 23:25:57 | 音楽

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
先日、夜ビデオでも観ようとレンタルショップへ行こうとすると、息子からいくつかCDを借りて来てほしいと頼まれた。
その中にミスチルの曲がある。
息子がミスチルを聴くようになったとは知らなかった。
息子の好みは嵐やアニソンなど。
ミスチルは僕も大好き。
息子と趣味が合う事は何となく嬉しい。


以前は二人で車に乗る時、二人とも違うの好みのCDを交互に聴いていた。
年末年始、息子と二人で実家のある浜松に帰省した。
帰省中の車の中で、ミスチルの新しいアルバムと昔のCDをかけながら運転した。
僕はミスチルの最近のも好きだけど、初期の曲は今でもよく聴く。
中でも僕が一番好きな歌は『Tomorrow never knows』


この中の『勝利も敗北もないまま孤独なレースは続いていく』と言うフレーズが特に気に入っている。
これは誰の人生にもあてはまるかもしれない。
これから長い人生を送る息子にも。
息子はミスチルの歌詞まで理解しているかどうかは分からないけど、初期の曲も気に入ってくれたようです。
息子と二人でお互いが気に入った音楽を聴く・・・
他愛のない事だけど、小さな幸せを感じた出来事でした。