まあどうにかなるさ

日記やコラム、創作、写真などをほぼ週刊でアップしています。

寄せ鍋の食べ方

2019-01-26 23:50:42 | 食べ物

我が家で寄せ鍋を食べるときは、居間のテーブルにカセットコンロを置き、その上に鍋を乗せて家族でつつく。それが当たり前だと思っていた。だが、先日、妻の職場で寄せ鍋の食べ方が話題になったそうだ。妻の職場では、鍋はキッチンのコンロで火にかけ、出来上がった鍋をテーブルに持ってきてから食べるのが主流だった。具材を足すときは、主婦がいちいちキッチンへ行かないといけないので不便ではないかと思う。
ネットで調べると、一人一人器に入れるという意見もあったが、それは最早寄せ鍋とは言えない。一人一人の分を器に入れる方が、具材が平等に行き渡るというメリットはあるのかも知れないが。

子供の頃、まだカセットコンロがない頃は、ガスの長いホースを居間の机まで伸ばしてきていた記憶がある。父は寄せ鍋が好きで、冬になると頻繁にしていたが、子供の頃はそれほど寄せ鍋が好きではなかった。実家ではほぼ水炊きで、昆布でだしを取ったお湯に具材を入れ、大根おろしのポン酢で食べていた。
寄せ鍋が本当に美味しいと感じ始めたのは酒といっしょに食べるようになってからだと思う。
当時、シメは雑炊と相場が決まっていた。今ではいろんな鍋の素があるし、シメもラーメンも多くなった。
寄せ鍋は、グツグツと煮える音も楽しみの一つではないかと思う。やけどしそうなほどの熱々の具材を口に入れるのも醍醐味だと思う。

やはり、居間のテーブルでカセットコンロで温めながら食べる方がいい。


チームラボ『森と湖の光の祭』

2019-01-20 15:12:25 | 芸術

飯能、宮沢湖畔の約半分の周遊道がチームラボにより光と音のアート空間に変えられている。発光する球形や卵型の物体に人が触れると、触れた物体も、周りの物体も色を変える。
チームラボは2001年から活動しているアート、サイエンス、テクノロジーを自然と融合させるアート集団。
12月から3月3日まで行われている、このイベントは幻想的で、非日常を体感できる不思議な空間が演出されている。

 


ロウバイ

2019-01-12 20:59:47 | 写真

所沢に全徳寺という小さな寺がある。
そこに植えられたロウバイを見に自転車で出掛けた。
飴細工とような透明感のある花びらがとっても美しい。
蝋梅と書くが、梅の仲間ではなくロウバイ科に属す。
香りもいい。むせかえるような甘い香りではなく爽やかな香り。
冬はこれからが本番だけど、春は確実に近づいているのだなあ~


母の俳句

2019-01-06 00:20:58 | 芸術

年末年始は今年も浜松の実家で過ごした。
壁に掛けてある母の俳句の新作を毎年楽しみにしている。
ベストオブ2018年俳句の2句

鳩の目のまんまる琥珀若葉風

若葉は夏の季語。若葉の間を爽やかな初夏の風が吹く頃、鳩が庭に巣を作った。巣の中にいる愛らしい琥珀色の目をした小鳩を詠んだ歌である。

もう1句

ペダル踏む初登校や風光る

『風光る』は春の季語。冬の弱々しい日光が春になると力を増し、風さえも輝いて見えるようになる。そんな輝く春に初めて高校生になり、自転車で初登校する孫娘(僕から見ると姪)を詠んだ歌。

色紙に書かれた母の句の文字は姪の筆による。