まあどうにかなるさ

日記やコラム、創作、写真などをほぼ週刊でアップしています。

悪夢の続き

2018-08-26 20:29:35 | 日記

起きている時は思い出しもしない昔の記憶。
忘れたはずの昔の記憶が夢の中で自分に襲いかかる。多くは悲しいことだったり悔しいこと。
夢の途中で目を覚ます。嫌な汗をかいていた。
目を閉じたら戻ってしまいそうなので、しばらく目を開けている。
どうして今頃蘇るのかわからないような過去の出来事。
昔に戻ってやり直すことも叶わない。今となってはどうしようもないし、大した事ではないと自分に言い聞かせる。
目を閉じるけど、鼓動が耳に伝わり再び目を開ける。

時計を見る。

起きるには早すぎるし、酒を飲むには遅すぎる。
上半身を起こしてスタンドのライトを点ける。
本に手をのばす気にもラジオを点ける気にもなれない。
時々こういうことがある。このまま朝まで眠れないこともある。

長くて嫌な夜はいつも突然やって来る。


浜名湖オルゴールミュージアム

2018-08-19 00:23:36 | プチ観光名所


浜名湖にある舘山寺からロープウェイで大草山に登ると、そこには浜名湖オルゴールミュージアムがある。
約70点ものオルゴールが展示されていて、実演も行われている。なかなか見ごたえのあるミュージアムである。オルゴールといっても小さなものではなく、大きなものが中心である。中には高さ3メートル以上もあるの大きなものもあり、空気を送り管楽器を演奏する。音は大きく、2キロ先まで届くと言う。100年ほど前ヨーロッパでイベントの客寄せに使われたらしい。

ずらりと並べられたオルゴール


オルゴールは楽器であり、木で作られた箱が音を増幅し、美しい音色を作る。

バンジョーを中心に複数の楽器を同時に演奏するものもある。

 

 

 


中国に行って来ました。

2018-08-11 22:29:20 | 旅行

先日、仕事で中国へ行ってきた。
初めての海外出張、初めての中国である。香港へは旅行で行ったことがあるが、その時は返還前だったので、中国ではない。
行った先は深圳、香港のすぐ隣である。経済特区に指定されてから目覚ましい発展を遂げた深圳は、30年ほど前は人口が30万人の都市に過ぎなかったが、今では人口1400万、出稼ぎ労働者を入れると2000万、中国第3の大都会である。




香港国際空港からフェリーで深圳に入り、入国手続きはフェリー発着場で行う。
急速に発展した都市なので、建物は近代的で緑も多く、街並みはきれいだ。見かける人々はみんな若い。今年、異常なほど暑い東京より少し気温は低いそうだが、湿度は高く、不快感は高い。
フェリー乗り場からタクシーでホテルまで40分ほど。フェリー発着場に現地スタッフの女性が迎えに来てくれた。ホテルまでの移動はタクシーだが、中国ではスマホでタクシーを呼ぶ。アプリで自分の位置を伝えると、近くにいるタクシーが来てくれる。これは日本より進んだサービスである。道路は穴だらけで、車はよく揺れる。車の運転はみな荒く、ウインカーも出さないで我先にと前に割り込む。クラクションが道路中に満ち溢れていて、日本で一年間に聞くクラクションの量を一日で聞く感覚である。走っている車はヨーロッパ車が多く、次いで日本車、現地メーカー、韓国車の順だろうか。アメ車はほとんど見かけなかった。日本車は2割から3割くらい。街には小さな電動オートバイが無数に走っている。日本にはない乗り物だ。屋根を付けたものも多く、二人乗り、中には三人乗りもあるが、本当は違反だそうだ。

泊まったホテルは見かけは少し古びた感じ。フロントには若い男性が2名、一人は金ピカのスーツを着込んでいた。外見と打って変わって部屋はきれいで広く、広さは15畳ほどもあるだろうか。室内プールなども完備された堂々たるホテルだ。料金は日本円で一泊6000円ほど。
日本からは3名、案内してくれた現地スタッフは2名。
夕食は現地スタッフが案内してくれたレストラン。味もサービスもまずまずである。

最初に大きな器にお茶が運ばれてくる。そのお茶で目の前の食器を洗い、消毒するのが現地の習慣である。今では衛生上、問題ないそうだが、習慣だけが残っている。消毒後は、テーブルのボールにお茶を捨てる。
夜の街を歩くと、あちらこちらの空き地や歩道で、女性が集まり、曲に合わせて踊っている。これは健康やダイエットのためだそうだ。曲の激しさで集まっている年齢層が違う。若い女性たちの踊りはパラパラに似た踊り。夜だけかと思ったら、次の日の朝もこの光景は見かけた。

街の交差点などにレンタル自転車が多く駐輪されてあり、カードでロックを外して乗ることができる、置いてある場所から、好きな場所へ移動でき、移動先で乗り捨てられる。一年間の契約で日本円で、だいたい2000円くらいだそうだ。

ホテルがあるのは深圳のほぼ中心街である南山という地区。朝はクラクションの音で目が覚める。朝、少し散歩に出る。中国の人はみんな声が大きい。路上で女性が二人、言い争いをしているのかと思ったが普通の会話をしているだけだった。中国は人口が多いので声が大きくないと無視されてしまうのだそうだ。歩道にずらりと車が駐車してあり、歩行の邪魔である。日本では歩道に車が止められていることはないが、ここでは当たり前のように歩道に駐車されている。店などにお金を払うとその前に駐車できる暗黙のルールがあるという。

街で一戸建てはほとんど見かけることはなく、ほぼ集合住宅。高級そうな集合住宅はフェンスで囲まれ、門番がいる。
仕事で行く先はホテルから地下鉄を使う。深圳には現在7本の地下鉄が走っていて、乗った地下鉄は最新の線で一番速いという。確かにスピードは日本の地下鉄より速い。地下鉄の切符は丸いプラスチック製のコインのような形をしている。中にICチップが組み込まれていて、改札にタッチするとゲートが開き、降りるときはコインを入れるような穴に入れて出場する。驚いたことに地下鉄を乗る際にすべて荷物検査があり、空港のようにエックス線検査機に荷物を通してから入場する。これは深圳だけではなく、中国全土で行われているそうだ。僕の乗った駅では3人の検査員が対応していた。これは安全のためでもあるが、雇用対策という意味もあるらしい。車内ではこん棒を持った鉄道警察官が車内を行ったり来たりしている。

ホテルの近くで地下鉄工事が行われていた。日本では最小限の穴を掘り、横に進めて工事をするが、中国では露天掘りのようにすっかり掘り出し、後で屋根を付けていく。この方が工事は早いと思うが、実に不便である。

滞在したのは3日間だけだったが、街全体に勢いを感じた。深圳だけなのか、あるいは中国全体がそうなのか。日本も70年代はこんな感じだったのかもしれない。


香港国際空港 120もの搭乗口がある巨大ハブ空港である。


熱中症から身を守るのはどっち?

2018-08-04 23:59:21 | 健康

8月2日号の『週刊新潮』に「熱中症から身を守るのはどっち?」という記事が掲載されていた。記録的な猛暑の続く日本列島。最新の身の処し方を択一式で教えてくれている。

 

Q1 「水」か「経口補水液」か、あるいは「スポーツドリンク」か?

経口補水液はそもそも脱水症状が起きてから飲むもので、普段から飲むには塩分の摂りすぎになってしまう。スポーツドリンクも同じ。よく、塩分を摂らないと低ナトリウム血症を引き起こすなどと言われるが、実際には20リットルの水を飲まなければ発症しないそうだ。普段から飲むには水で十分。

 

Q2 「コーヒー」か「緑茶」か「麦茶」か?

では、嗜好品での飲み物はどうだろうか… コーヒーや緑茶には利尿作用があるので麦茶がいい。ウーロン茶や紅茶にも利尿作用はあるそうだ。

 

Q3 「そうめん」か「冷やし中華」か?

素麺や冷や麦は体を冷やしすぎてしまうのでほぼ常温の冷やし中華の方がいい。具材があるのもよく、素麺や冷や麦は炭水化物のみで栄養が偏るため、脱水状態になりやすい。冷房で体が冷えてしまったときに一番いいのは「おでん」

 

Q4  効果的なスタミナ食は「鰻」か「焼肉」か?

鰻が通説だが、正解は焼肉。鰻と違って焼肉は自分で焼きながらゆっくり時間をかけて食べるので胃腸への負担が少ないそうだ。

 

Q5 お酒は「ビール」か「ワイン」か?

真夏の晩酌には「ビール」が美味いが、体を冷やすので常温の赤ワインがお勧めなのだとか。

 

Q6 就寝中の冷房は「点けっぱなし」か「タイマー」か?

寝る前に25~26度に設定して部屋を冷やしておき、寝るときは27~28度にして2時間ほどのタイマーを設定するのがいい。タイマーが切れると室温が上がり、寝苦しくなるが、扇風機を一晩中回し、気流を作ることで朝まで快適な眠りを継続できるのだそうだ。但し、年寄りは27~28度に設定して一晩中点けっぱなしの方がいい。

 

Q7 肌着は「綿100%」か「化繊入り」か?

綿は化繊より汗を吸収するが、いつまでもベタベタする。化繊は速乾性があり、気化熱による体温低下が期待でき、それ以上の発汗を防いで脱水を引き起こしにくい効果がある。肌着は化繊入りに軍配が上がるそうだ。