まあどうにかなるさ

日記やコラム、創作、写真などをほぼ週刊でアップしています。

湯沢で飲み会

2016-09-24 19:59:46 | 旅行

大学の友だち6人で一泊の飲み会。
年に一度集まって飲みに行くいつものメンバーに加え、今回は卒業以来の女性も一人参加してくれました。
帰りを気にしないで飲めるのが嬉しい。
ほんとうに楽しい小旅行でした。
他の古い仲間とも泊りがけでどこかへ行きたいねと話すことはあるけど、テキパキと幹事をこなす人がいない。
今回の仲間の中には見事に幹事を務めてくれる人がいました。
感謝です!
紅一点の女性に帰りにみんなでお土産を買って渡したけど、本来は幹事に渡すべきでしたね(^_^;)

宿は越後湯沢駅のすぐ近く
 

越後湯沢駅に直結する『ぽんしゅ館」 いろんな日本酒をおちょこで少しずつ試飲できます。
一番人気は「久保田」だそうです。

ジップラインアドベンチャーに初挑戦、やってみるとなかなか楽しい

みんなでソバ打ち体験 太いのもあったけど、美味しい!
 

 


エスカレーターの片側空けと両側立ち

2016-09-18 23:06:22 | 社会問題

9月9日号の『週刊ポスト』にエスカレーターの片側空けに関する2ページほどの記事が掲載されていた。
エスカレーターに乗る際、急ぐ人のために片側を空ける習慣はいまやすっかり定着している。この習慣は第二次大戦中のロンドンの地下鉄で混雑緩和のために考案され、右側に立ち、左側を空ける習慣が定着したという。
「左側明け」は欧米各国からオーストラリア、中国、韓国など世界中に広まり、今や世界標準の習慣になっている。海外ではほとんどの国が「右立ち・左空け」なのだ。
日本の場合大阪、神戸など近畿圏では「右立ち・左空け」東京、札幌、福岡などの地域では「左立ち・右明け」である。これは英国式を取り入れた大阪と自動車の右側追い越し車線に倣った東京で違いが出たとされている。
しかし、名古屋だけは「両側立ち・歩かない」という独自のルールが根付いているのだ。
わが道を行く名古屋の一見マナーをわきまえないような「名古屋ルール」が実は正しいと証明される論文が今年5月イギリスで発表された。
昨年11月ロンドンの交通局がホルボーン駅で3週間にわたって右側に立ち、左側を歩く人のために空ける「片側空け」と左右どちらにも人が立つ「両側立ち」のエスカレーターの比較実験を行った。
その結果、ピーク時では「片側空け」のエスカレーターが1時間に2500人の乗降客を運んだのに対し、「両側立ち」のエスカレーターは1時間に3250人と3割も多く乗降客を運んだのだ。
論文ではその理由を『長いエスカレーターを歩いて上がろうとする人はあまりいないため、エスカレーターの下で右側に立つために待機する人が増加する』と分析している。
「片側空け」発祥のイギリスで「名古屋ルール」の方が効率的だと証明されたのである。
また、エスカレーターなどの昇降機をメーカーで構成される日本エレベーター協会の事務局が「片側空け」の危険性について指摘している。
「階段と違ってエスカレーターは横幅が狭く、段差が高いなど、そもそも歩かないことを前提に設計されている。立ち止まって手すりにつかまるのが正しい乗り方です。手が不自由で特定の側を空けるのが困難な人もいる」
東京消防庁では11年からの3年間でエスカレーター関連の事故で3865人が救急搬送されている。すべてが「片側空け」が原因ではないだろうが、われわれの予想以上に危険な場所であると言える。
7月19日から、全国のJR、私鉄、空港などではエスカレーターでは「両側に立ち、歩かない」というキャンペーンを展開している。
今後独自だった「名古屋ルール」が世界のスタンダードになるかもしれない。


銭湯ペンキ絵師

2016-09-10 19:04:30 | 雑学

スーパー銭湯は多いが、昔ながらの銭湯はほんとうに少なくなってしまった。
銭湯で湯船につかると壁面いっぱいに巨大な風景画が描かれてある。特に富士山の絵は多い。銭湯の絵に富士山が多いのは最初の銭湯の絵師が静岡出身だったからだと言われている。
銭湯のペンキ絵師は今では日本に3人しかいないそうである。
銭湯の絵は湯気などで傷みやすく、2~3年で描き替える。
絵師が描き替えのために許される時間は大概一日のみ。一日で男湯と女湯の両方を全て描く。古い絵の上に白のペンキを塗ってから描いた方が描きやすいが、それでは時間がないので、古い絵の上から直接違う絵を描いていくそうである。
ペンキの色は4色(赤、黄、紺、白)のみ、もっと多い色を揃えた方が絵は描きやすいが、ペンキの色が増えると作業が増えて時間がかかるため、4色のペンキを現場で混ぜ合わせて使用する。
絵は必ず上の方から描いていく。それはペンキが垂れることがあり、すでに描いてしまった絵の上に垂れるのを防ぐためである。
銭湯ペンキ絵師の3人のうち二人は70歳以上の高齢者であるが、一人若い女性の絵師がいる。田中みずきさん32歳。大学で近代美術史を学んでいた時に銭湯のペンキ絵に魅せられ、21歳の時に銭湯絵師・中島盛夫さんに弟子入り。8年の修業を経て、2013年に独立を果たした。

田中みずきさんのブログ
http://mizu111.blog40.fc2.com/

※写真の絵の作者は不明です。


龍潭寺

2016-09-03 20:46:12 | プチ観光名所

奥浜名湖引佐にある『龍潭寺』
2017年のNHK大河ドラマ井伊直虎の所縁の寺である。
この寺の歴史は古く奈良時代に開創された。
龍潭寺のある井伊谷は「井の国」と言われた。井伊の名前の由来であろう。
平安時代には井伊氏の元祖が誕生している。
大河で描かれる女城主の直虎は23代目であり、徳川家康に仕えた24代井伊直政が彦根に出世するまでは井伊谷は井伊家が治めていた。
井伊と言えば幕末に開国の偉業を成し遂げた大老井伊直弼が有名である。
龍潭寺は井伊家40代の菩提寺として、彦根龍潭寺と共に今に歴史を伝えている。
建物のほとんどは江戸時代のまま残されている。
有名なのは美しい庭園である。小堀遠州作であり、江戸初期に作られた池泉鑑賞式庭園である。小堀遠州は志賀・長浜の出身で駿府城の作事奉行を務めた男である。
この庭園は昭和11年に国の名勝記念物に指定されている。