俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

夏の川

2023-07-12 | 俳句・夏・地理

 

 

音を聞くことを楽しみ夏の川

 

 

 

 

 

 

暑い夏に流れる涼し気な川をいう。

 

 

 

 

 

 

夏の川はさまざまな表情をみせる。

 

 

 

 

 

 

盛夏になって水量が減り河原が広くなった川、山峡を涼しく流れる川、子供たちが水浴びをしている川と、趣はさまざま。

 

 

 

 

 

 

夏の川の瀬音は涼し気である。

その音を聞くために川にきて楽しんだ。

 

 

 

 

 

夏川を眺めつつ水飲みにけり

 

 

 

コメント (4)
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雪解富士

2022-05-31 | 俳句・夏・地理




眼下にす雲の上なる雪解富士




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夏になると雪を抱いていた富士山は雪解けが始まる。







その雪解けの状態の富士山をいう。







静岡県側と山梨県側では、その様相を異にする。







前者がなだらかな裾野をもっているのに対し、後者は

急峻で、ときには雪解けが鉄砲水となるなど荒々しい

姿を見せる。







鹿児島行きの飛行機に乗ると、右手の近くに雲から頭

を出す富士山が見えてきた。

富士はほとんど雪解けしていた。






遠けれど果して雄々し雪解富士




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秋の浜

2021-09-11 | 俳句・夏・地理




空高く鳶の舞ふのみ秋の浜




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海の家や店がなくなった浜辺は、夏の賑わいの後

だけにさびれた感じが一層濃い。







人影も少なく、秋の浜は元に戻ったような静かな表情

を見せている。







広い秋の浜には足跡だけが無数に残っている。







人けのない浜には白波が打ち寄せるばかりである。







人の少なくなった秋の浜には、鳶が空高く舞うのみ

であった。






佇める一家族ゐて秋渚




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夏の川

2021-07-31 | 俳句・夏・地理




夏川の瀬音に耳を休めけり




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夏の川にはさまざまな表情がある。







盛夏になって水嵩が減り、河原が広々となった川。







山峡を涼しく流れる川。







青蘆の茂るところで子供たちが水浴びをしたり、釣りを

している川など、趣はさまざまである。







夏の川の瀬音は涼しげで心地よい。

その瀬音を聞きながら耳を休めた。






夏川に入りたる犬の出渋りぬ




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2019-08-02 | 俳句・夏・地理


華厳の滝


夕暮のただ白々と滝の音




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高いがけの上から流れ落ちる水の流れをいう。




作り滝



「作り滝」は納涼のため庭園などに人工的に作ったものを

いう。




川の滝



滝が夏の季語になったのは明治以後である。







滝壺付近に立てば迫って来る涼しさを覚える。







夕方の華厳の滝を見に行った。

観光客もほとんどおらず、滝はただ白々とした音を立てる

ばかりであった。






一抹の寂寥のあり一瀑布




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