俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

冬の水

2014-11-30 | 俳句・冬・地理




逆光の冬の水皺寄せてをり



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冬の水は人と同じようにどこか動きが鈍くなってくる。







池の水を逆光で見ると、冬の水に皺が寄っているよう

に見えた。






冬の水橋のふたりを映しけり



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冬晴

2014-11-29 | 俳句・冬・天文




冬晴の木陰を踏みて公園に



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冬の晴れた日をいう。

空は抜けるように青く、気持ちにも張りが出る。







冬のよく晴れた日、公園の長く伸びた木の影を踏みな

がら青空を仰いだ。






冬日和ベンチに一人づつ掛けて



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銀杏落葉

2014-11-28 | 俳句・冬・植物




韓国語飛び交ひ銀杏落葉かな



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イチョウ科の落葉高木。

銀杏の黄葉は遅く、冬に入ってから色づき落葉する。

銀杏の葉が絨毯のように敷いたところは他の落葉とは

違う美しさがある。

大人も子供もその上を歩いたり、葉を拾ったりして楽し

む。







銀杏落葉のところに記念写真を撮っている若者たちが

いた。

近づくと、観光客のようで、韓国語が飛び交っていた。






ワルツ聴く銀杏落葉を踏みながら



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2014-11-27 | 俳句・冬・動物




夕暮の遠くにゐたる池の鴨



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鴨は種類が多く、真鴨、小鴨、尾長鴨、嘴広鴨などは

河川や湖沼で、鈴鴨、黒鴨などは海上、港湾などで見

られる。

昼間は群れをなして休み、早朝・夜間に草の実、水草

を取る。







夕暮の池に鴨が群れをなして泳いでいた。

どの鴨も遠くの方にいて、人には近づこうとしなかっ

た。






色めくは一瞬鴨の着水し



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金黒羽白

2014-11-26 | 俳句・冬・動物




新宿の池に金黒羽白かな



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カモ目カモ科。

雄は胸、背面が黒色で、腹は白色。

雌は全体に褐色。

雌雄ともに短い冠羽がある。

日本には冬鳥として北方から渡来し、湖沼や大きな川

に群棲する。

水底の貝や甲殻類などを捕食する。







新宿御苑の池に鴨と共に金黒羽白が数羽見られた。

大都会にいるとは思えない静かな情景であった。






金の目の金黒羽白近づき来



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