犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

10年6月一覧

2010-06-30 23:59:51 | 索引
100602 鳩の死100604 already null and voidの解釈100606 タイ風つけ麺100608 韓国風つけ麺100610 犬なべのかん国便り100612 ヒト、この不思議なる動物⑪~食い過ぎ100614 究極の飛び道具100616 新常用漢字の分析100618 Wカップ予選リーグ100620 ヒト、この不思議なる動物⑫~食中毒100622 W杯テレビ観戦の苦しみ10062 . . . 本文を読む
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南米の壁は厚かった

2010-06-30 23:53:31 | 日々の暮らし(帰任以後、~2015.4)
 やはりだめでした。 望外の決勝T進出を果たし,「マイアミの奇跡よ、再び!」という期待を込めて応援しましたが、やはり南米の強国パラグアイに勝つことはできませんでした。 客観的に見ていた人には「凡戦」でも、固唾を飲んで見守っていた日本人にとっては手に汗握る熱戦、激闘でした。 堅守と言われるパラグアイから得点を挙げるのが難しいことはわかっていた。せめて0-0でPK戦に持ち込めれば勝機ありと見ていたので . . . 本文を読む
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韓国散る

2010-06-28 00:01:35 | 日々の暮らし(帰任以後、~2015.4)
 韓国のW杯が終わってしまいました。 土曜日深夜の街頭応援もむなしく,南美(南米)の強豪ウルグアイを崩すことはできませんでした。アジアで残るは日本のみ。韓国の分まで頑張らなくてはなりますまい。 思い返せば過去3回のW杯はすべて韓国で観戦しました。 特に2006年のドイツ大会は,すでにこのブログを始めていたこともあり,ここに残した記事も多い。今読み返すと,その . . . 本文を読む
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大きく進化した日本のサッカー~スポーツ朝鮮

2010-06-27 16:36:46 | 日々の暮らし(帰任以後、~2015.4)
 韓国メディアの記事が中国メディアに引用される過程で歪曲が行われているようなので(→リンク),韓国メディアの名誉のために「正訳」を掲げておきます。 日本語の記事では「スポーツコリア」となっていますが,正しくは「スポーツ朝鮮」の記事です。スポーツ朝鮮6月25日わずか一か月でガラリと変わった日本サッカー、その理由は?「日本のサッカー、大きく進化した」「(無回転フリーキックを決めた)本田はロナウドを連想 . . . 本文を読む
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韓国便り~異郷での日本応援

2010-06-26 08:58:31 | 韓国便り(帰任以後)
 日本の決勝T進出をかけたデンマーク戦は金曜日の早朝3時半試合開始。 翌日は仕事があるからどこかのバーで見るというわけにはいかない(というか日本戦を放映してくれるバーがあるかどうかもわからない)。仕方なくホテルで一人寂しくテレビ観戦することに。 木曜日の夜は,仁寺洞ナグォンサンガ(楽園商街)近くに並ぶ「アグチム」の店でアグチム(蒸しアンコウの辛味餡掛け)を食べ,早々にホテルに帰り,3時20分に携帯 . . . 本文を読む
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韓国便り~ナイジェリア戦

2010-06-24 23:28:00 | 韓国便り(帰任以後)
 明け方にネットで韓国-ナイジェリア戦を観戦した翌日,夕方の便で韓国に旅立ちました。 試合は2対2の無勝負(ムスンブ=引き分け)だったとはいえ,勝ち点1を挙げ,2大会ぶりの決勝トーナメント進出を決めたので,金浦から乗ったタクシーの運転手さんも上機嫌なことこのうえない。 いつもの明洞のホテルに入ったのが夜の7時半すぎ。さっそくテレビをつけると,韓国のテレビ放送はサッカーの報道で持ちきりです。「ナマコ . . . 本文を読む
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W杯テレビ観戦の苦しみ

2010-06-22 23:50:38 | 日々の暮らし(帰任以後、~2015.4)
 明日から韓国に出張します。 ところで今夜(というか明日の明け方),韓国の決勝トーナメント進出をかけたナイジェリア戦が行われます。試合開始は3時半。地球のほぼ裏側だからしょうがないとはいえ,迷惑なことです。 今頃韓国は盛り上がっているだろうなあ。 市庁前広場には何万人も集まってるんだろうなあ。 プラザホテルに宿泊している,サッカーに興味のない観光客は迷惑だろうなあ。 眠れないだろうなあ。 さて,今 . . . 本文を読む
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ヒト、この不思議なる動物⑫~食中毒

2010-06-20 23:06:07 | 文化人類学
 生来,胃腸が丈夫なようで,東南アジアあたりの危なそうな国に行って危なそうなモノを食べても,あまりお腹をこわすことはありません。今まで唯一の食あたりは,インドネシア。火の通ったものを食べていたはずなのにあたってしまったのが不思議。高級ホテルの朝食ビュッフェで食べた生野菜が怪しかった。水あたりだと思います。 ここ数年,食中毒がニュースになることが多いですが,食中毒はヒト特有の現象でしょうか。 野生の . . . 本文を読む
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Wカップ予選リーグ

2010-06-18 23:39:55 | 日々の暮らし(帰任以後、~2015.4)
 ワールドカップが始まった翌週に,国際ミーティングがありました。Wカップ出場国の中からも,韓国,イングランド,ドイツ,ブラジル,アルゼンチンのメンバーが参加。 赤い目をしている人は,自分の国の試合が前日深夜にあったと思われます。ブラジルが北朝鮮を下した翌日,ブラジル人に「おめでとう」と声をかけると,「1点とられるなんて…」と渋い顔。5-0ぐらいじゃないと喜べないというところでしょうか。 浮かない顔 . . . 本文を読む
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新常用漢字の分析

2010-06-16 23:37:10 | 言葉
 新しく追加された常用漢字について,ちょっと分析してみました。 これまで「用例が少なく,応用が効かない漢字」という理由で除外されてきた漢字が復活したわけですが,分析してみると,いくつかのタイプにわかれることがわかります。〈地名,固有名詞関係〉大阪 埼玉 栃木 奈良 山梨 茨城 愛媛 岐阜 岡山 近畿 鎌倉 韓国 釜山 この追加により,すべての都道府県名が常用漢字入り。韓国,釜山も表記できるようにな . . . 本文を読む
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究極の飛び道具

2010-06-14 23:21:12 | 文化人類学
 アルフレッド・W・クロスビー『飛び道具の人類史』は,「火を投げるサル」がいかにして「宇宙を飛ぶ」までになったかを描いた興味深い作品でした。 本書ではヒトの特性として三つが挙げられています。        第一は,直立二足歩行。第二は,地球に生息する動物の中で随一の「投擲力」!第三は,火を操る能力。 そして,本書におけるヒトの定 . . . 本文を読む
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ヒト、この不思議なる動物⑪~食い過ぎ

2010-06-12 23:06:48 | 文化人類学
 ヒトの食性の一つの特徴は,雑食性。要するになんでも食うことですね。 ふつう,動物はその種ごとに食べ物が決まっている。ところがヒトという種は,その分布地域が広いこともあり,食べられるものなら文字通りなんでも食う。逆に言えば,なんでも食ったからこそこんなにも広い地域に分布できたんでしょうね。 安定した生態系の中で,ある種の個体数が増えすぎると,その食料が足りなくなって飢えてしまい,結果的に個体数が減 . . . 本文を読む
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犬なべのかん国便り

2010-06-10 23:14:38 | 言葉
 数日前,常用漢字表の改定案が文化審議会から文科相に答申されたという報道がありました。 現行の1945字に196字追加,5字削除して2136字になるということです。新たに追加・削除される漢字の一覧はこちらで見られます。(→リンク) 驚いたのは韓国の「韓」が今まで常用漢字ではなかったこと。韓国第二の都市である釜山の「釜」も然り。 韓国に対する差別か!というとそうではなさそう。なぜなら,大阪の「阪」や . . . 本文を読む
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韓国風つけ麺

2010-06-08 23:12:02 | 食べる
「タイ風つけ麺」を味わった数日後,今度は韓国料理屋でつけ麺を発見しました。 昼御飯にときどき行くおしゃれな韓国料理の店。6月に入って,夏の新メニューが登場しました。 豆乳つけ麺 「これ,どんなものですか?」 店員に聞くと,たどたどしい日本語で答えてくれます。「えーと,豆乳にですね,麺をつけて食べるんです」「コンククスみたいなもの?」「そうです,そうです。コンククス知ってますか。アマイです」「甘い? . . . 本文を読む
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タイ風つけ麺

2010-06-06 23:57:12 | 食べる
 私が韓国にいる間に変わったことの一つに,つけ麺の隆盛がありました。昔はつけ麺といえば「つけ麺大王」くらいしかなく,けっしてメジャーとはいえませんでしたが,今はいろんなラーメン屋さんにつけ麺のメニューがあり,「ブーム」と呼んでもいいくらいです。 中でも池袋の大勝軒は老舗らしく,私もときどきお世話になります。初めて行ったとき,「中盛り」を頼んだら,あまりにも量が多くて食べきれず,残してしまうという失 . . . 本文を読む
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