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パリから寄り道 スーパーauchan




パリから寄り道番外編。


ブルージュからベルギーの首都ブラッセルへは車で70分だが、北フランス最大の街リールへは45分ほどで行ける。

でもまあ、訪れる理由もなく、今まで12年間に3回しか行ったことがない。「小パリ」のようで魅力的な街なんですけど。



パリとブルージュを結ぶ高速道路からリール辺りでフランスのスーパーマーケットAuchanの威風堂々たる姿を見ては、ああ、これがうわさの”おしょん”か!と感嘆してはいたのである。

聞くところによると、その売り場面積の広さ、品揃え、そして価格の安さ、ブラッセルやゲントからわざわざ買い物に出かける人がいるほどの吸引力があると言うのだ。



先週末パリからの帰途、リールであまりに渋滞がひどかったため、時間稼ぎと避難目的でこのスーパーマーケットに行ってみた。

小腹がすいていて、帰宅したらワインと一緒につまめるものを買おう、牛肉のにこごりとか、フォアグラとか、カルバドスで洗ったカマンベールとか、スモークサーモンとか、バゲットとか、塩分摂取過剰が心配なものばかりだが気にしないーというノリで。


ここがすごかった...商品の多さ、売り場の広さ、人の多さ。
ベルギーにも多いスーパーチェーン、カルフールも売り場面積が広いのが売りだが、さらに広く、さらにものの数が違う。これがフランス人の胃袋か!



日常の買い物をしに普段のスーパー(わたしはデレーズ派だ)に出かけるのは苦痛だ。
なぜなら毎回買うものが決まっているから。
売り場配置的にりんごに始まって、冷凍のホタテで終わる、という感じ。

でも、未知の、しかも外国のスーパーというのは何と楽しいのだろう。

ワインが安っ(ベルギーでも安いが、ここは3ユーロから5ユーロほどの価格帯のものの品揃えが一番多かった)、見たこともないお菓子のパッケージ、パン・ド・カンパーニュの種類がどんだけあるねん!


楽しかったです。


日本から友人が来た時にリール観光に組み込んでお連れしよう。


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