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たこやき 関西の味




たこやきまんぼでなんぼ?


娘が幼児の頃、「おかあさんといっしょ」の、華麗にハイテンションなこの歌を何度歌わされたことだろう。
わたしゃ関西弁ネイティブなので、発音がええわけですよ。完璧なイントネーションに自分でもほれぼれしましたね。



たこ焼き器。

ベルギー人家庭にフリットポットがあるように、ユダヤ人家庭にメノラーがあるように
関西人家庭にはたこ焼き器がある。
そして関西人はたこ焼きが焼ける。

わが実家には鉄板がある。
ダイニングテーブルに鉄板がついているヤツ。
一般的なダイニングテーブルの鉄板(30センチ×50センチくらい?)ではなく、特注の幅1メートル以上もある本格的なものだ。
お客を迎えることが多いため、特に父の飲み友だちが集まったときに、ウイスキーを飲みながら、あわびや和牛や野菜を焼く...という使用方法だ。

子どもの頃、土曜日のお昼に学校が終わって(昔は土曜日も学校があったの!)帰宅すると、母がお好み焼きや、たこ焼きやパンケーキの用意をしていたものだ。それでたこ焼きの焼き方も自然に覚えたと...関西文化資本。
あ、うちはお好み焼き屋じゃなくて一般家庭ですよ(笑)。



ついこの間まで、娘はたこ焼きが好きではなかったので、この器具も宝の持ち腐れ状態だったのだが、おかげさまで娘も無事に関西人テイストを好むよう成長し、たこ焼き祭りを楽しむことができるこのごろである。



クリスマスマーケットが出たら、焼きソーセージ屋の隣で焼きたいなあ。「たこやき もえちゃん」。
「お客さんいっぱいや!」
「いや~マンボおどってはるわ~」
って。

焦げたらあかんで、がんばりや~


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