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et dieu... crea la femme




うちから徒歩2分くらいの位置に、ルブタンを扱っているセレクトショップがあり、石畳の街には合わないからかほとんど売れず(店員さん談)、常にサイズ37半はわたしが独占選び放題というハーレム状態だった。

まあそんな幸福な蜜月環境が長く続くはずがなく、先日、その店はひっそり潰れしまった。


それでというわけでもないが、今回初めてサントーニの靴を買った。

サントーニの靴は紳士物で有名だ。


わたしのすぐ下の妹は、中学生時代からアニエスbなどの紳士物をかわいく着るのが上手かった。また彼女は紳士物ブランドが作る女性の服も好む。彼女の影響なのだろうか、わたしもそういうブランドが作るものは意外性があって素敵だと思う。

婦人物のジャケットに内ポケットがついていたり
本切羽になっていたり

女性が祖父から譲られた紳士物の大きい時計をしているとか
彼のシャツを借りて着ている女の子とか
そういうイメージ。
不二子ちゃんの扱うマシンガンとか(笑)。



サントーニのハイヒール、何がわたしをいちばん「うお」と思わせたかと言うと、足に馴染む素材と造形だけでなく、中敷に手書きのナンバリングが入っているバージョンなことだ。240/300とか。300足作られたうちの240番目。リトグラフみたいじゃないか。うむ、これが見えないところにこだわる「男のおしゃれ」というものなのだろうか。
美しい。

ハイヒールは美しい。文句なしに。

サントーニのナンバリング写真は一度履いたら中敷きが汚いような気がして自粛。
これらはまだ下ろしていない ジョゼッペ・ザノッティ 。
両方同じ木型でヒール高12センチ。クッションがいいので歩きやすい。
ええ、毎度のことながらハナシがずれてきていますね...


Et Dieu ...そして神はハイヒールをつくりたもうた。

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