弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

一度でいいから 見てみたいもの 裁判官の 賭け麻雀

2007年01月18日 22時19分44秒 | 未分類
弁護士任官した当初に、冗談半分で作った都々逸。
テレビの「遠山の金さん」が丁半博打をしていたのは、裁判官が賭け麻雀をするようなものだろうか。
さすがに私は一度も見た事がない。

今の判事は 兼業禁止 金さんみたいに 働けぬ

2007年01月17日 21時16分29秒 | 未分類
昨日から始まったテレビ朝日の「遠山の金さん」。
通算7代目は松平健。
初回冒頭にいきなり坊主たちと丁半博打を始めるという破天荒ぶりだったが、今回の設定は単なる遊び人ではなく、口入屋の職業紹介で働くフリーターだそうだ。初回は船頭になって潜入捜査をしていた。

現実路線の 政治をすれば 美しいのか? 夢がない

2007年01月16日 00時01分27秒 | 未分類
「夢がない」どどいつ。
キング牧師に比べて、最近のこの国は?

人種差別の 無い国作ろ キング牧師にゃ 夢がある

2007年01月15日 23時57分08秒 | 未分類
「夢がある」どどいつ。
ニュースを見ていたら、今日はアメリカは祝日(1月第3月曜日)で、ニューヨーク証券市場もお休みだったのだそうだ。
1月15日のキング牧師誕生日を祝う。
あの歴史に残る「私には夢がある」の名演説は、何度聞いても感涙。

山本勘助 及ばぬならば 頼りにするのは 山勘か?

2007年01月15日 00時19分53秒 | 未分類
大河ドラマ「風林火山」第2回を見た。
前回の終わりで、主人公の山本勘助(武田信玄の軍師)の故郷は、私と同じ三河だということになっていた。
しかし、それは養子先で、生まれは駿河の山本村と判明した。

もちろん、裁判は山勘ではできません。

説が色々 あるのは分かる だけどあなたの 説はどれ?

2007年01月15日 00時06分38秒 | 未分類
前掲「でたらめ判決が日本をつぶす」の中に、一点だけ私も一部同意できる箇所を発見した。
最近の判例評釈の傾向に言及した18頁の次の一文。
「学者も、近年、大勢順応型というか、御用学者というか、とにかく、批判的精神が欠如した者が多く、彼らの執筆した批評もまた、判決を持ち上げるものが多い。要するに、自分は判例と同意見である、つまり、多数派なのだと言いたいわけである。」
それは言い過ぎとしても、主文(判決への賛否)が無く、何が言いたいのか不明なものが多い。

負け組復活 マジックワード? 勝者に浴びせる 「非国民!」

2007年01月14日 11時56分43秒 | 未分類
何人かの識者が新聞等で同趣旨の指摘をしていますが、どうも最近こんな傾向が生じ、美しくない国になっている気がしてなりません。
以下、前掲著書「でたらめ判決が日本をつぶす」から抜粋引用。結びの一文に注目。
「本件判決は、中国や韓国の主張を後押しする役目を果たし、事実上外交問題にも少なからざる影響を及ぼすに至った。担当裁判官は、そこまで考えて蛇足を付したのかはわからないが、元来専門でもない外交問題への影響など、裁判官の領分ではないのだから、わからないことだらけといってよく、それなのにこのような分野にこれだけの影響を与えるとは、何たる無責任、何たるでたらめぶりであろうか。この裁判官には、それでも日本国の公務員かと言いたい。」(84頁)

でたらめ判決 書いてたならば 判事もプルート されちゃうぞ

2007年01月13日 12時30分16秒 | 未分類
冥王星を意味するプルートが、英語で降格を意味する流行語になっているそうだ。
そういえば「でたらめ判決が日本をつぶす」という本が半年ほど前に出ていたが、そんな事はない。著者の元判事が下級裁判所裁判官指名諮問委員会で再任不適格とされ退官した事は広く報じられた。
さて、今年4月に再任期を迎える裁判官については、同委員会の答申が全く報道されていない。原則として下一桁が9の期で、私の同期(39期)も含む。皆さん無事に再任が決まったと理解していいのだろうか。

1は法・検 2は家・簡裁 3は弁護士 4高・地

2007年01月12日 01時07分54秒 | 未分類
新年の不思議発見どどいつ(3)
年賀状を作る際に、裁判所の住所を改めて確認してみて、発見があった。
東京高裁と東京地裁が主として入っている庁舎は、東京都千代田区霞ヶ関一丁目1番4号。同じ建物内でありながら、郵便番号は別になっている(高裁は〒100-8933、地裁は〒100-8920)。
それでは一丁目1番の1号はどこかというと、法務省と検察庁の合同庁舎。
2号は、東京家裁と東京簡裁の合同庁舎。
3号は、弁護士会館。
名奉行大岡越前守忠相の屋敷は、ここにあったのだそうだ。

私用がないわね 裁判官は 手帳持たずに 期日簿で

2007年01月11日 22時37分23秒 | 未分類
新年の不思議発見どどいつ(2)
弁護士任官をした当初、違和感を抱いたのは、裁判官には手帳を持たない方が多いように感じた事だった。私用も裁判の期日簿の欄外に書き込めば足りるのか。
弁護士ならば訟廷日誌は必携。私は全国弁護士協同組合連合会から毎年貰える弁護士日誌を愛用していた。
裁判官も裁判所共済組合から手帳を毎年貰えるので、私は愛用している。
しかし、年明けに去年の手帳から今年の予定を転記していて感じた。確かに書くべき私用は少ない。期日簿で足りるかも。

判事にとっても 初場所初日 取りこぼさぬよう 法廷へ

2007年01月10日 19時33分42秒 | 未分類
約半月ぶりになる新年の法廷は、それなりに緊張するものである。
去年などは法廷に入るドアノブに引っ掛けて大事な法服を破いてしまった。
今年はそんな失敗はしないように。

機長の体験 貴重な教訓 操作の捜査は 難しい

2007年01月09日 22時11分48秒 | 未分類
9日の名古屋高裁判決から。
航空事故の調査委員会の報告書を刑事裁判の証拠に使っていいのかという大論点があるようです。
(朝日新聞から抜粋)
「機長、二審も無罪 日航機の乱高下事故」
 三重県志摩半島付近の上空で97年6月、香港発名古屋行きの日本航空706便が大きく揺れ、乗員1人が死亡、乗客・乗員13人がけがをした事故で、業務上過失致死傷の罪に問われ一審で無罪(求刑禁固1年6カ月)となった機長の高本孝一被告(56)の控訴審判決が9日、名古屋高裁であった。門野博裁判長は「事故につながるような意図的な操縦桿(かん)の操作があったとは言えず、機長に過失はない」と述べ、一審判決を支持し、検察側の控訴を棄却した。
 死者が出た国内の航空機事故で、大型旅客機の機長が操縦について過失責任を問われるのは異例だったが、改めて無罪の判断が下ったことで、航空事故の責任追及のあり方に影響が出そうだ。


おとなの始まり 判事の心 教えてもらった 俊太郎

2007年01月08日 16時49分39秒 | 未分類
今日は「成人の日」。
東京新聞のコラム「筆洗」に、谷川俊太郎の「成人の日に」と題する詩の一節が抜粋されているのを読んで、感銘を受けた。
これは、裁判官の心得としても十分通じるように思う。

他人のうちに自分と同じ美しさをみとめ
自分のうちに他人と同じ醜さをみとめ
でき上がったどんな権威にもしばられず
流れ動く多数の意見にまどわされず
とらわれぬ子どもの魂で
いまあるものを組み直しつくりかえる
それこそがおとなの始まり

風の如くに 改革はやく 軍師ほしいな 司法にも

2007年01月07日 21時02分49秒 | 未分類
NHK大河ドラマ「風林火山」が始まった。
主人公の山本勘助(武田信玄の軍師)が故郷の三河に帰って行くところで第1話が終了。
私と同郷とは知らなかった。
原作は井上靖の小説だが、11話まではオリジナル脚本なのだそうだ。
今後の展開を楽しみにしておこう。

どうせ意見を 言えぬのならば あまり深くは 考えぬ

2007年01月07日 17時21分40秒 | 未分類
こういう事にならないか心配。
政治問題になるような法案については、弁護士時代の方が、講師や演説を頼まれる事もあり得るので、よく勉強していたような記憶がある。
もっとも、多くの良心的裁判官は、あまり口には出さなくても、政治には深い関心を抱いている筈なのだが。