明日対局。(NHK杯戦準々決勝対山崎NHK杯戦)

2006-01-09 | 対局

まずは昨日の話。玄関を出て階段を降りたら足が変な感じ。久々に走ったので筋肉痛になったようです。普通に歩くぶんにはなんとも感じないのですが、階段を降りる時に太ももに違和感があります。やはり、ジムで走るのと実際に走るのでは微妙に使う筋肉が違うんですね。まぁ、すぐに治るでしょう。

向かった先は北越谷。子供達に将棋を教えに行ってきました。駅に着くと、将棋を教えている先生と生徒さんの一人が迎えに来てくれました。先生「あのー、ブログ見てるんですけど、今日はお体は大丈夫ですか?」ご心配ありがとうございます。筋肉痛です。

会場に着くと、年に数回教えに来ているという石橋さんが待ち構えていました。子供達と6面指し。12時に始めて終わったのが2時15分。角落ちから六枚落ちまで手合いは様々ですが皆、一手一手真剣に考えて指してくれました

今日は午前中にNHK杯戦準々決勝の収録でした。相手は山崎NHK杯。同年代で頻繁に対戦するのは彼だけなので、負けたくない相手です。

振り駒で後手番になり一手損角換わり戦法。

               

11月に順位戦で指した時とほぼ同じ進行。その時は▲5一角から仕掛けられてしまったので、金を5二のまま待機。

               

図から▲8五歩にはたまげました。後手から突くならまだしも、先手から突く手があるとは。山崎NHK杯の手がなさそうな局面での手の見え方にはいつも感心させられます。△同歩▲7一角△5二飛▲8九飛と局面が動きました。

               

▲5一馬と入ったところ。△3六歩からの攻め合いも考えたのですが、読み切れずに△2三銀。▲2六金△3二飛▲4一銀△7二飛▲6五桂△同馬▲2五歩となって攻守が逆転、攻められる展開に。以下、一進一退の攻防が続きました。

               

最終盤、図では▲1四香△2四玉▲2五金△2三玉▲3四金△2二玉▲3三金△同銀▲1二と以下後手玉は詰んでいました。実戦は▲1四歩△2三玉▲2五香に△2四桂が逆王手。山崎NHK杯は△2四桂をうっかりしたとのことでした。△2四桂以降も、もしかしたら先手に勝ちがあるのかもしれませんが、流れは後手。最後は先手玉を即詰めに討ち取って勝ち。勝ち負けを抜きにしても大熱戦で満足です。これでベスト4進出。

午後から棋友館の新春将棋大会に行ってきました。着くなり、握手とサインを求めて子供達が列を作りました。なんかヒーローになった気分でした(笑) 100名前後の参加で、すごい熱気でした。子供達が指している姿はいつ見てもよいものですね

明日は順位戦C級1組対岡崎六段戦の対局です。相手は全勝で、大一番です。この二日間で子供達からもらったパワーで頑張ります

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