△85飛研。

2007-03-11 | 将棋

今日は△85飛研。2~3年前の△85飛全盛時代は研究に熱が入りましたが現在は戦法の衰退に伴って午前中は従来通り△85飛をやって午後はフリーとなっています。ちなみにフリーでは一手損角換わりやゴキゲン中飛車が人気。△85飛戦法が使われないので創始者である中座五段はぼやいています

△85飛戦法衰退の理由としては新山崎流の登場時期と「一手損角換わり」の登場時期がかぶったことでしょうか。

              

新山崎流によって△85飛戦法が苦戦し始めた時に一手損が登場したので、そっちに乗り換えちゃえ。ということですね。ただ、新山崎流は決定版にはなっていないので今後も△85飛戦法は指されると思います。午後のフリーが再び△85飛に戻ることはないと思いますけどね(笑)

僕は「△85飛は先手にいくつも対抗策があって選べるのに対して後手は全ての対策を用意しておかなければいけないので効率が悪いです」とインタビュー等で言います。

確かに「△85飛戦法で来るに違いない」と決め打ちされてしまうと効率が悪いのですが他の戦法を織り交ぜれば相手の頭にそれを刻み込むことができます。決め打ちされなければ十分通用する戦法です。

先日の対森内名人戦で△85飛戦法を使ったのは「今なら△85飛戦法は意表を突けるはず」と感じたからです。意表は突いても負けてしまいましたが

実はこの論理はスラムダンクを読んでいて気が付いたんです。

1on1で沢北に勝てなかった流川が普段は出さないパスを2回出す。これで沢北の頭に「パスもある」と入り一つに絞れないからディフェンスは後手になり今度は抜ける・・・。というシーンですね。実際は桜木とぶつかってしまい抜けませんでしたが(笑)

最近、スラムダンク完全版を購入して数年振りに読んだのですがやはり面白い柊がマンガを読めるようになったらスラムダンクとドラゴンボールから入らせようと思います。この二つは必須科目ですので

△85飛戦法の話をしていたと思ったらマンガの話になってしまいました。この辺で終わりにしておきます

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