告知いろいろ。

2007-03-06 | 将棋
王将戦第6局は今日が1日目。戦型は▲羽生王将の四間飛車です。
毎日インタラクティブにて。

明日は注目の一局がもう一つ。朝日オープン将棋選手権挑戦者決定戦:鈴木八段-阿久津五段戦です。中継はasahi.com:将棋にて。

将棋世界4月号が発売になりました
「ボナンザ」の開発者である保木さんと僕と対談が掲載されています。
注目のボナンザ戦は21日。もうすぐですね

棋王戦第3局大盤解説会のお知らせ
↑のチラシは片上五段・北尾女流初段夫妻が作成したものだそうです。解説者自らがチラシを作るとは本当に気合いが入っていますね。
詳細は片上五段のブログ大盤解説会にて。
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王位リーグ2回戦対森内名人戦。

2007-03-06 | 対局

後手番で△8五飛戦法を採用。森内名人とは17期竜王戦でみっちりとこの戦型を指しましたが最近はご無沙汰していたので懐かしかったです。 

                 

△8六飛~△7六飛と横歩を取って▲7七歩△8六飛▲8七歩△8四飛と戻る。歩を打たせて満足と思っていたのが図。

8四にいた飛を△7四飛と寄った局面。▲7六歩を防いだつもりで▲8六飛くらいなら△8五歩▲3六飛△5四歩で先手の角の動きを封じて模様良しと思っていました。 

しかし森内名人は▲7六歩。防いだつもりなのに突かれてしまいました。△同歩に▲7五歩。△同飛なら▲3三角成で△同金は▲2二角、△同桂なら▲3四歩です。よって▲7五歩に△5四飛と逃げて▲7六飛△6五桂▲6八銀(下図)

                   

ここで何か手があるかと思っていたのですが自信が持てる攻めが浮かびませんでした(実際、なかったようです)

実戦は△2三銀を攻めに使うべく△2四銀ですがこれでは苦戦。この後、必敗形になりましたがなんだかんだ粘って下図。

              

かなり差が詰まり逆転しても不思議ではない流れ。目につく▲3二金は△同金▲同成香に△5四歩で広い形。この△5四歩と突いて△5三玉~△4四玉と逃げ出す手があるので意外に寄らない格好です。

どうされるのかな?と思っていたら▲5七同銀△同桂成に▲8四角が▲6二角成以下の詰めろで成桂取り。これが冷静な手順でした。

追い上げましたが少し足りませんでした。153手で負け。リーグ成績1-1に。気を取り直して3回戦以降も頑張ります。

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