渋谷東急将棋まつり。

2007-08-08 | 将棋

ご来場下さった皆様、ありがとうございました。おかげさまで大盛況でした。

今年、新設された世田谷区女流オープン戦(トーナメント表を探したのですが、見つかりませんでした)の解説。里見女流初段に対するのは昨年、白瀧杯にアマチュアとして参加し、見事に勝利し話題になった加藤桃子奨励会6級。

女流棋士と奨励会員の対戦は珍しく、注目を集めていたようで立ち見が出る程。同じ将棋界でも対戦がない。というのは不思議なもので、以前のセ・リーグとパ・リーグのような関係でしょうか。結果は、里見女流初段の勝ち。

中原永世十段との席上対局では、なんとか良い所を見せることができました

 

サイン会、20名の方に並んで頂きました。ただ、色紙が墨を弾くタイプのもの(つるつる)だったのが・・・。吸収するタイプ(ざらざら)のほうが、強弱も付け易いし、ハネ易いし、かすれも出て、うまく書ける(見える)んですよね。上手い人には関係ないのでしょうが、僕くらいのレベルだと、これに左右されてしまいます要望は出しておきましたが、今日で最終日なので反映されるのは来年です

 

王位戦第4局は角換わり腰掛銀の先後同型に。

            

ここまでは6月9日の棋聖戦第1局(▲佐藤康-△渡辺)と同じ。実は、公式戦で先後同型が出現したのは、それ以来2ヶ月振り。僕も負けましたが、先手勝率が高く後手が避ける傾向にあります。名人戦第7局の郷田九段、本局の深浦八段と、普段は先手で角換わりを指さない棋士が、志向していることからも、先手有望というのが大方の見解。

明日▲深浦八段が勝てば、先後同型はますます減るでしょうし△羽生王位が勝てば、また指されるようになるかもしれません。明日は朝から目が離せません。中継は西日本新聞:王位戦ページにて。

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