中さん

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日記(3.1)90歳。何がめでたい!

2017-03-01 15:30:52 | 日常
3月 1日  (水曜日)

50万部を超える売り上げの本。
 ”九十歳。何がめでたい
この作者が左藤愛子さん93歳。

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今日の3/1日の昼”徹子の部屋に出演・・面白い方だ !
”目も歯も足腰も悪くなって”何がめでたいと言って書いた本らしいが・・
この本の前に書いた本で・・”晩鐘”で終わりにと思っていたが
朝起きて何もすることがないと”起きていても寝ていても”一緒になって鬱に入ってしまう。・・
その時、本の依頼があって書いたのが大ヒット!

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ある高齢の女性には40代のころから
「これでなければいや」という口紅がある。
2、3年に1度、デパートで何本かまとめて買うことにしていた。

売り場に行き、自分の年齢が頭をよぎったのだろう。
今使っているものはまだ半分と少しある。使い切るまで待とうか。
「あ、ごめんなさい」と言って逃げ出した。

この話を聞かせた人は「どうしてそうケチなんですかあ?」とため息をつく。
うーん、やっぱりこういうのをケチというのかなあ。
  私としては死生観といってほしいのだが
」。

高齢女性は作家の佐藤愛子さん、93歳。
老いをユーモラスにつづるエッセーにある。

佐藤さんは昨年出版された「九十歳。何がめでたい」をはじめ、
書店にコーナーができるほど著書がよく売れている。
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老いとどう向き合えばいいのか考える人が多いのだろう”。


日本老年学会などが医療や介護で「65歳以上」とされている
高齢者の定義を「75歳以上」に見直すべきだと提言し、波紋を広げている。
高齢者の心身が随分と若返っているのが理由という
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元気な高齢者が増えることは喜ばしい
だが、誰もが若く、また生涯現役を望んでいるわけではない
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労働力不足や社会保障費の増大への対策として国に
「あなたはまだ若いから」と言われても困りはしないか?

佐藤さんのエッセーにはこんなくだりがある。
 若さと元気ばかり追い求めていると、
 ある日、突然しっぺ返しを食うことになるかもしれない。
 その時に慌てないですむように、
 日ごろから自分の衰えを見守っておきたい
」。

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「高齢者」になって久しい作家は
そういう心境で生きていくのが私の理想」と書く。
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別記事に・・
「90歳、いつまで生きてるつもりだ」という高齢者軽視とも取れる発言で、
 批判の声が集中した麻生太郎氏。
 この度発足した第3安倍第2次改造内閣でも、
 麻生氏は副総理兼財務相に留任したが、
 先の発言について、当の高齢者は何を思うのか。
 最新エッセイ集『九十歳。何がめでたい』が
 ベストセラーとなっている御年92才の佐藤愛子さんに話を聞いた。
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 先日、麻生太郎財務相が
 「90になって老後が心配とかわけのわからないことを言ってる人がテレビに出てたけど
  いつまで生きてるつもりだよ」と発言して非難された。
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 「私、自分でもそう思うんです。
  いったい、いつまで生きるんだろうって。
  いい加減、くたばりたい(笑い)。
  ああいうことを時々言うから麻生さんは面白いんで、
  彼のキャラクターだと思えばいいんです。
  いまの世の中を一言で言えば『いちいちうるせえな』、
  これに尽きますよ
  特に女の人がうるさいですね、と佐藤さん。
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「何でもかんでも、いちゃもんつけるネタを探して、
 朝起きるんじゃない? 
 今日は何があるかな。
 ひとつこれでいちゃもんをつけてやろう、って。
 そういう楽しみで日々を埋めているんじゃないですか?」
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 佐藤さんにかかると、アラ探しまでがどことなく面白そうに聞こえてしまう。
 時ならぬ田中角栄ブームにも一言。
~~~~~~
「急に角栄、角栄ってことになっているけど、
 昔はほとんどのメディアが叩きまくっていましたよ。
 私は田中さんがいろんな力を持った政治家だということは認めるけど、
 日本人が物質主義者になり、土地を転がして儲けるような金権体質に
 なったのはあの頃からじゃないかと思うんです。
 角栄さんが懐かしがられるのは、ある意味、破天荒な人だったからでしょう。
 いまは破天荒が許されない世の中ですから。
 箸の上げ下ろしにまで文句を言おうと待ち構えている人が、
 日本中にいますものね」

 私心なく、歯に衣着せずにズバっとものを言う
 佐藤さんのような人を政治家にかつぎ出そうという動きは、
 これまでなかったのだろうか。

「そんなのあるわけないじゃないですか。昔のことですが、
 佐藤さんにもいろんな声がかかるでしょうと言われることがあって、
 私のように、党の秘め事はぺらぺらしゃべる、
 裏切ると意識せずいつのまにか裏切っているような人間は危険きわまりない。

 政治家はそれほどばかではないんで、
 そのぐらいのことはちゃんと見ている、って
 新聞に書いたことがありますよ」
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★本屋でパラパラめくりでみたが90歳には
 私の年齢では考えられないことがまだまだ山ほどあるんだろうな?
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日記(3.1)その後の慶喜

2017-03-01 14:36:06 | 日常
3月 1日  (水曜日)  曇り  ⇒ 晴れ

曇っていた空が心なしか晴れ間もでてくる。
夕方には崩れてくるような天気と気象予報士が言う。

早いもので・・もう3月だ!
一生懸命に生きねばと思うこの頃だ!
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コラムにあった!
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地位を上りつめた人間が突然、
 身分を失うことは歴史によくある。


江戸から明治への時代の変革期に主人公を務めた最後の将軍・徳川慶喜がそうだった
 150年前、京都の二条城で大政奉還の意向を表明して幕府のトップを去った慶喜が、
 どんな余生を送ったのか。

 家近良樹
さんの近刊「その後の慶喜」(ちくま文庫)に詳しくある。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
">家近良樹
    
 時代が違えば、流刑や幽閉だったかもしれない。
 が、新政府は朝敵を許す寛容さを世間に見せたかった。
 旧幕臣の有為な人材を登用する必要もあり、処分は穏便なものになった。

 新政府に恭順の意を示し、70万石を与えられた慶喜は静岡で過ごす。
 後見人である勝海舟や渋沢栄一の助言に従い、政治向きの発言は一切せず、
 狩猟や釣り、写真など趣味の世界に生きた。株式配当もあり、生活費に苦労はなかったようだ。

 最高位の公爵を受けた慶喜は、明治末の大逆事件に衝撃を受ける。
 明治天皇の殺害を図ったとして幸徳秋水らが逮捕された経緯に関心を寄せ、
 新聞という新聞を買わせたそうだ。

 明治の終わりを見届けると、・・・・
 慶喜は自動車を手に入れ 自ら運転を楽しみ、
 大正2年に76歳で亡くなる。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 歴代将軍で最も長い生涯だった。 

 連日、ニュースに登場する、
 あの国の最高指導者には、
 まねのできないであろう静かな余生だった。
~~~~~~~~~~~~~~
確かNHKで特集もやっていたと思うので
コラムに目がいったのかも!
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