青い花

読書感想とか日々思う事、飼っている柴犬と猫について。

凜・桜、マフラー

2015-02-28 08:00:02 | 日記


娘が初めて編んだマフラーが完成しました。8歳という年齢を考えたら、なかなか上手く仕上がっているのではないでしょうか?(親バカ)
凜と桜に巻いてみました。凜はまんざらでもないような?それにしても、娘の体が小さいので、桜の顔が大きく見えますね~。
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桜・凜、齧る

2015-02-27 07:48:44 | 日記

桜、玩具を齧る。この玩具は竿に魚のぬいぐるみがついている物で、猫ちゃんを釣るのが本来の遊び方なのですが、桜の目の前でぶらぶらさせてもノーリアクションなのですよね…。で、床に置いておいたら齧っています。遊び方が違うよ~(笑)

桜が玩具を齧っていた丁度その時、凜はおやつの骨を齧っていました。2匹1枚の写真に収められたら面白かったのですけどね。動物と幼児は思い通りに動いてくれません(汗)
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雲霧仁左衛門

2015-02-26 08:48:00 | 日記
毎週金曜夜8時BSプレミアムで放映しているNHKBS時代劇を楽しみに観ています。
今やっているのは『雲霧仁左衛門2』。2013年にやっていた『雲霧仁左衛門』の続編です。原作は池波正太郎。NHKならではの手の込んだ大道具・小道具・衣装がドラマにリアリティを与えています。音楽も雰囲気を盛り上げていますよ。もう民放ではこのクオリティは無理なのかなぁ…。主人公の盗賊・仁左衛門を中井貴一さん、仁左衛門を追う火付盗賊改方の長官・安部式部を國村隼さんが演じています。この國村隼さんが私は大好きなんですねぇ。悪玉、善玉どちらも演じられる貴重な役者さんですよね。中井さんも現代ドラマより時代劇の方が光っていると思います。脇を固める役者さん達もベテランから若手まで皆良い演技をされていますよ。皆さん、殺陣の上手いこと…そうとう訓練なさったと思います。こういう手間を惜しむと時代劇って白けるんですよね。
「殺さず、犯さず、貧しき者からは奪わず」のおきてを守るという雲霧一党ですが、そこは池波原作なので、安易な人情劇には流れていません。裏切り者には情けをかけない闇社会に生きる人間の非情さをしっかり描いています。
私がこのドラマで一番注目しているのは州走りの熊五郎を演じる手塚とおるさんです。公式ページの紹介によると、州走りは「雲霧一党のNo.3。身体能力にすぐれ、軽業師のごとく難攻不落の御金蔵に忍び込む。手先が器用で、錠前師としても一流。大工に化けて塀の修理をし、逃走路を確保するための細工をほどこすことも。」という人物なのですが、手塚さんが演じると実に不気味。にやぁと笑った時の酷薄な印象はまさに闇社会の人間そのもの。それでいて、うっすらと情を感じさせる瞬間があるのも良いです。
手塚さんはキャリアの長い役者さんで、有名なドラマにも数多く出演されていたそうですが、私は民放の現代ドラマはまず観ないので、手塚さんの存在はこの『雲霧仁左衛門』で初めて知りました。舞台を中心に活躍されているようなので、機会があったら観に行こうと思います。
で、『雲霧仁左衛門2』ですが、明日が第4回『生き別れた娘』の放映予定です。基本的に一話完結のスタイルなので、今から観始めても問題はないと思います。事前にこれまでのあらすじはおさえておいた方が楽しめると思いますが…。
時代劇は製作費もかかるし役者さんを育てるのにも相当手間がかかります。この不況の折、良質の時代劇を作る余裕が民放には無いのは致し方ないのかもしれません。視聴率に振り回されたり、スポンサーの顔色を窺わなくてよいNHKにはぜひ頑張ってほしいと思いますよ。
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ブラジルから来た少年

2015-02-25 09:01:38 | 日記
アイラ・レヴィン著『ブラジルから来た少年』は、実在したナチスの主任医師ヨーゼフ・メンゲレとナチハンターとの死闘を描いたサスペンスである。
ヨーゼフ・メンゲレについて少し説明したい。メンゲレはナチス親衛隊将校。アウシュヴィッツ主任医師。収容所の囚人を用いて人体実験を繰り返し行った。ついたあだ名が「死の天使」
メンゲレは双子に特別な関心を持っていた。アーリア人を量産するためである。双子たちはメンゲレを「おじさん」と呼び、メンゲレは双子たちと楽しげにドライブしていた。しかしその双子たちも数日後には解剖台の上に乗せられたのである。メンゲレは人体実験の合間にクラシック音楽を口ずさんでいた。
1945年5月、ドイツは無条件降伏した。ナチスの幹部が次々に逮捕される中、メンゲレは脱出に成功する。数年間の国内潜伏後、南米各地を転々とした。1979年、ブラジルで海水浴中に心臓発作を起こし死亡。つまり逃げ切ったのである。
メンゲレは、逃亡先のブラジルで双子量産の実験を続けていたという。ブラジルの片田舎にあるカンディド・ゴドイという町では、金髪碧眼というナチスが唱えた理想的アーリア人の特徴を備えた双子が次々と生まれた。5組のうち1組は双子という世界平均の約10倍という確率。町の中心部から10kmほど離れたリニャ・サン・ペドロでは2組に1組が双子であった。現地には「メンゲレと思われる医者に薬を提供された」という証言が残っている。
『ブラジルから来た少年』であるが、南米に潜伏するナチスの残党が、2年間にヨーロッパ及び北米に住む65歳の公務員94人の殺害を計画するところから始まる。ナチハンターのリーベルマンはこの情報を入手し、調査を開始する。金のため?若い頃のつながりか?どこの生まれか?1977年の春に?身内か?友人か?
その答えは意外にも早い段階で判明するのだが、その後も物語のスピードが落ちることはなく最後までグイグイ読ませる。ここで種明かしをしなくてもメンゲレの人となりを知っていれば、彼が何を目指していたかは察しが付くであろう。
本書がサスペンスとして一級品であることは間違いないのだが、ひとつ気になる点がある。本書におけるメンゲレの人物設定なのであるが、あまりにも野卑なのである。まず言葉使いが汚い。実在のメンゲレは、彼をよく知る者から、「背が高くハンサムで親切であった」と評されている。エレガントな物腰が印象的な人物であり、実験台にされていた少女からでさえ「顔立ちが整っていた」「彼の微笑みは魅力的にさえ映りました」と評される人物なのである。そんな人物が酸鼻を極める人体実験を行ったことに、私などは深刻な恐怖を覚えるのであるが、本書のメンゲレは暴力団にでもいそうな性格付けをされているので、人類存在を揺るがすような衝撃は受けない。
本書が出版されたのが1976年。メンゲレはまだ存命。もしかしたら、読んだ可能性もある。「自分ならもっと上手くやる」と思ったかもしれない。
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桜、アタック!!

2015-02-24 07:20:44 | 日記

桜、ドジョウすくいを踊っているのかな?いいえ…

紐で遊んでいたのです。アタック!!アタック!!
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