まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

辻元清美衆議院議員の講演会に参加

2006年09月02日 | イベント
 社民党憲法学校主催の「辻元清美 憲法をかたる 日本丸の舵を切りかえよう」講演会に参加しました。会場のグランシップ6階の交流ホールは、300人は軽く越えていたと思われる大勢の方々でうめ尽くされておりました。

 辻本さんとは、関西の虹と緑の500人リスト運動のメンバーが深い連携関係にあり、いろんな場面で交流がありました。「さわやかなあつかましさ」で頑張りましょうという辻元節を久しぶりに堪能しました。

 記憶に残っているポイントは
1、安倍晋三氏の総裁選出馬会見が夢の中で3回も出てきた、苛立ちというか危機感というか、すごく感じる
2、憲法9条を語るだけではダメで、国際紛争解決の為に9条を持つ国としての信頼感を活用した「仲介外交」、軍縮活動に踏み込む
3、国民投票法は単に手続きだという主張もあるが、法案が成立すると、改正憲法案を審議する特別委員会が作られ、改憲のレールが出来てしまうので、入口で反対する
4、運動と政治は成り立ちが異なり、政治には「よりまし」比べみたいなところがある、自社さ連立政権では9条に歯止めをかけてきた経緯がある。民主党には改憲派も護憲派もおり、連立する事で9条が守られる選択もありうる

 3と4の関係が一番難しいわけですが、辻元さん自身はそこに気がついておられますが、あまりそこのところは踏み込まなかったという印象です。北朝鮮を含む北東アジアの安全保障について突っ込みがほしかった、気がします。

 講演終了後に、辻元さんが書いた『へこたれへん。』を購入してサインを貰い、握手の写真をとらせていただきました。「頑張ってて下さい」という彼女の言葉に、あの大変な時期をくぐり抜けて来た方だけに、不思議な暖かさを感じました。