まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

防衛省というなら平和省を

2006年11月05日 | イベント
 政府で防衛庁を防衛省にと審議が行なわれていますが、ならば平和省というのはどうか、という問題提起があります。これは、アメリカでもカリフォルニア州・オークランド選出のバーバラ・リー国会議員が提案しています。

 何故、防衛省だけなのか。平和のための政策提案も大切な国家施策です。カリフォルニア大学バークレイ校では、平和学が学科として成立しています。静岡県立大学・国際関係学部で平和学科を設立するというのは如何でしょうか。

 理由は二つあります。ひとつは、世界で唯一の被爆国、しかも静岡県は広島、長崎と並んで、焼津の第5福竜丸の3・1ビキニを経験しており、県立大学はその歴史的経緯など含め知的文化的拠点としての大学にふさわしいと思います。

 ふたつめは、静岡市は、徳川家康が大御所として駿府城に居を構え、豊臣秀吉が朝鮮戦争を起こして冷え切っていた朝鮮との国交回復を行なった拠点です。平和外交の証として朝鮮通信使が1607年から12回に渡って使節団が訪日しています。

 核保有議論に安倍首相が非核三原則が国是であるにもかかわらず何の注意も行なわない、など閣議内、与党・野党間の火種となっています。沖縄県知事選挙もはじまっており、どこまで争点化できるか?