まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

大阪高裁C型肝炎訴訟和解案、原告団、敢然と拒否

2007年12月13日 | その他
 ※※ 12月15日17:00開場、17:30開演、第22回「きよしとこの夜」(氷川きよしさんの「きよしとこの夜」でなく、まつや清の「きよしとこの夜」)が、ケントスで開催されます。参加費6,000円(事前申込5500円)。ゲストは川田龍平参議院議員です。※※

 7日に和解勧告される予定であった薬害C型肝炎訴訟、政治的解決をと今日まで延期となっていました。一体どのような展開になるのか、大いに注目されていましたが、原告団は敢然と拒否、という結果になりました。

 大阪高裁は、原告団の意志を読み間違え、国の責任を問わずとも金銭解決で和解成立と理解をしていたようです。東京地裁判決での原告の線引き・部分救済の線で和解し、そこから外れる原告へは裁判費用負担という金銭補償。

 原告団は国の責任を明確にする、被害者の全員救済、全面解決という「理にかなう正義」を求める姿勢を崩さずに和解交渉に臨んでいました。国は、東京地裁判決の枠組みを頑なに保持し、今回の決裂となりました。

 17日から20日という期限設定をした大阪高裁ですが、原稿団、弁護団は、今回の和解案の枠組みがある限り、交渉拒否の姿勢は変わりません。厚生労働省を包囲する世論が、今こそ求められています。