まつや清の日記 マツキヨ通信

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アフガニスタン復興支援法、川田、糸数議員の採決態度の大きな影響力

2008年01月10日 | 政策秘書
 明日は、参議院本会議。議案は注目の与党提案の新テロ法、民主党提案のアフガニスタン復興支援法、薬害肝炎救済法の3本が議案です。民主党が新テロ法の継続方針から反対へと転換したのですが、この過程に共産、社民が俄然強気に!?

 かどうか、わかりませんが、アフガニスタン復興支援法が外交防衛委員会で否決されました。このままでは、参議院の意思として新テロ法は否決されるものの、民主党提案の対案は、賛成120、反対118(共産、社民、自民党)のきわどい票読み。

 無所属の川田、糸数、松下議員が、反対に回ると採決結果は120対121。川田、糸数両議院は、首班指名においては小沢民主党代表に投票しています。この二人が民主党提案に賛成するか、棄権するかで、この法案は可決されます。

 というより、もともと予測された参議院の事態です。今回の事態は、参議院で民主党が圧倒的多数を占めるものの安定多数ではないという現実が表面化しただけです。今回の事態は予算関連法案にもつながるとの見方もあります。

 民主党の野党共闘の緻密さの必要性と、一方で政党間の考え方の違う法案については、少数政党が自己アピールできるチャンスがあるという事です。問題はその争点を民主党や野党、無所属がセクト的振る舞いでなくどこに絞り込むのか、です。