まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

5月19日、ドイツ緑の党ジルビア会員議員、浜岡原発ー川勝知事表敬表訪問、明日県政記者クラブにてレク会見

2011年05月12日 | ニュース・関心事
「日本に緑の党」を掲げる「みどりの未来」の招請で5月15日から21日までドイツ緑の党のエネルギー政策担当スポークスパーソン、バーデン・ヴュルテンベルク州選出のジルビア・コッティング・ウールさんが来日。

「福島原発震災」を受け、脱原発へと再び舵を切ったドイツの原動力となった緑の党の経験を聞き、日本の被災の現状を視察していただき国際的な協力体制と日本における脱原発の政治的勢力の必要性を確認することが目的。

シルビア・コッティング・ウール議員は、先の州議会議員選挙で緑の党が躍進し、ドイツにおける脱原発の流れを決定づけたバーデン=ヴュルテンベルク州選出の国会議員で核(原子力)政策やエネルギー政策を担当。

明日5月13日11:00より県政記者クラブで、5月19日の浜岡原発視察、中部電力、御前崎市訪問、川勝平太静岡県知事表敬訪問を受け入れる「虹と緑しずおかフォーラム」として記者レクを行います。

訪日スケジュールは以下のようになっています。

5月15日 09:00 成田空港到着 18:30 「今こそエコでフェアな自治体を! 『3.11』から未来を拓くシンポジウム」
 出演:ジルビア・コッティング・ウールドイツ連邦議会(下院)議員、ドイツ緑の党 核/エネルギー政策担当スポークスパーソン、バーデン・ヴュルテンベルク州選出
    飯田哲也(環境エネルギー研究所長)
    竹信
5月16日 09:00 東京発 被災地訪問(南相馬市、飯館村などを予定)
5月17日 午前  米沢の避難地訪問
     午後  東京へ
5月18日 15:00 記者会見(新大阪丸ビル)
     18:00 集会(名称等フォロー願います)
     20:15 京都反原発集会(フォロー願います)
5月19日 09:00 京都発 
     11:00 掛川着 浜岡原発視察、中電、御前崎市訪問
     16:30 川勝知事表敬訪問
     18:30 福島ー浜岡原発視察、ドイツ緑の党の国会議員を囲んで
          労政会館 主催 虹と緑しずおかフォーラム(054-209-5676)
                   参加費無料
5月20日 9:00  静岡出発 東京にて記者会見
5月21日 午前  成田空港発


福島第一原発1号機、圧力容器水位計故障、水位は低く水素爆発の可能性継続

2011年05月12日 | ニュース・関心事
朝のニュース、テレビ局を確認できませんでしたが、驚くべき現実。福島第一原発の1号機の燃料棒は、圧力容器の測定機が故障、修理してみたら水位はきわめて低かった、空焚き状態が続き圧力容器の底に溶けている状態。

かろうじて注入している水で「安定状態」にある、圧力容器、格納容器いずれにも水はたまっておらず「水棺」による冷却は困難で「ロードマップ」の見直しが必必至、とのことでした。やはり、一号機はメルトダウンしていました。

収束どころか、水素爆発が起こる可能性が継続している現実に、原発震災の恐ろしさを再確認させられた過酷な現実。福島原発震災の犠牲の上に、浜岡原発が停止することが出来た、出来ている現状に「安心感と罪悪感」。

※※
冠水作業の1号機、格納容器水位は想定以下
読売新聞 5月12日(木)3時5分配信

 原子炉を冷やすために格納容器を水で満たす冠水(水棺)作業が進められている東京電力福島第一原子力発電所1号機は、これまで考えられていたほど水がたまっておらず、格納容器の半分にも達していないことが11日、政府・東電統合対策室の調べでわかった。

 原子炉建屋内に人が入って水位を測る計器類を再調整した結果、判明した。同室で原因を調べているが、格納容器からの水漏れや、予定された量の水が格納容器に注入できていない可能性が考えられる。

 1号機は、2、3号機に比べて、格納容器の健全性が保たれていると考えられ、原子炉を安定的に冷やすための作業が先行して行われている。格納容器に水漏れがあった場合、今後の冠水作業が大幅に遅れる可能性もある。 .

温暖化詐欺論からの浜岡停止に対する認識は

2011年05月12日 | ニュース・関心事
不正経理を糺す会の懇談会の後に二次会に行ったところでたまたま「温暖化詐欺論」を展開していた方々と遭遇。「浜岡原発が止まりました。失態と失望が続いた民主党政権がやり遂げた大きな成果」との認識にクレーム。

「温暖化防止の為に原発をとの政府の姿勢が、今度の福島原発震災を経験してco2排出はやむ得ない、火力の活用」論はおかしくないかの指摘。「原発震災回避のための緊急避難措置」論は政府の失政を覆い隠していないか。

私自身「温暖化防止の為の原発推進はあやまり」論を展開してきましたが「政治の側に居る人間として火力止むなし論を主張するのはおかしい」と。結構な議論に。問題は脱原発の筋道の提示、と考えますが通用しません。

脱原発の制度設計を明確にすることの重要性を認識しますが、まだまだ「電力不足不安」「2800名雇用不安」が根強く「2年後の津波対策終了後の浜岡原発再開に松谷さんは賛成か反対か」の詰問。「勿論、反対します」。

「福島原発の放射能漏れが津波によるのか、地震によるのか、爆発によるのか、いまだ未確定の中で、今後、第三者委員会による事故調査委員会が開催される」過程で、津波対策だけでは原発再開okとは行かないと思います。

福島原発震災の犠牲の上に生まれた浜岡原発の停止、福島の次は浜岡!全世界の人たちから注目される中での停止措置。ここは、全世界に浜岡、静岡県が脱原発後の社会の未来像を提示する大きな役割を担っていることを肝に