まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

針ヶ谷設計事務所65周年イベント―お堀の復活=まちなか駿府城水路計画

2011年11月01日 | ニュース・関心事
企業組合として存在感を示してきた針ヶ谷設計事務所65周年企画が市役所本館にて先週開催されました。本当はもっと早くこのことを書く予定でしたがドタバタしていました。設計事務所のアピールがまちなか水路計画。

写真はCENOVAから清水に向かう北街道の水落交番までのお堀を復活しようと云う大胆な都市計画模型です。駿府城址のお堀が見えて初めてその全体像がイメージでき街づくりに貢献できるとの設計事務所の哲学に裏打ちされています。

でも「現在そのお堀の上に立ち並んでいる多くの商店街の移転はどうしますか」「道路の反対側に移転してもらうのも選択肢・・・」。勿論仮想模型ですので具体的なことについては棚上げしての提案です。

都市計画の持つ力、建築技術哲学をを示すと云う意味で面白いアイディアです。他にも、「減建築」という手法に基づいた静岡市民文化会館の大ホールと中ホールをつないでいる会議室などの構築物をなくした模型。

駿河区の森下公園の南側の駐車場のあるところに保育園と高齢者施設をつないだ模型。確かにその意外性に想像力が掻き立てられることは事実です。こうした建築学が構想する街づくり、皆さんに見てほしかった展示でした。