まつや清の日記 マツキヨ通信

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東京都で岩手県宮古市災害廃棄物(放射性廃棄物)の受け入れ始まる!

2011年11月15日 | ニュース・関心事
福士敬子東京都議会議員を窓口にして東京都が受け入れを開始した岩手県宮古市の災害廃棄物に関する廃棄物対策課など関係担当部署による説明会が都議会で開催され参加しました。20名程の議員や市民の方々が熱心な質疑。

焼却灰の投入地江東区、日の出町、調布市、八王子市など直接に関わる方々だけに具体的。静岡県からは私と沼津市議の山下富美子市議。担当者もきちんとした回答をしてますが三多摩や23区にとなる時、紛糾の兆ありです。

出された資料は
1、岩手県と災害廃棄物の処理基本協定をを締結しますー災害廃棄物処分業者を募集しますー東京都環境局呼びかけ 2011年9月28日
2、災害廃棄物の処理基本協定
3、放射線管理マニュアル
4、放射線廃棄物フロー
5、放射線廃棄物受け入れ事業 事前の放射能測定結果
6、放射線廃棄物受け入れ事業 事後の放射能測定結果
7、福士都議からの事前質問

私も質問一つは、環境省が示した宮古市の木屑、紙、繊維等の含まれるセシウム測定値はどの場所での抽出であるのか。測定はどこでやられているのか。回答ー宮古市の藤原埠頭仮置き場から無作為に。岩手県の責任で測定。

二つ目はガス化溶融炉でのスラグのセシウム量はどのような基準で処理されるのか。回答ークリアランス法100ベクレル以下であれば今までのように公共事業に、それ以上~8000ベクレルであれば一般廃棄物埋立地に。

三つ目はバグフィルターでの放射性廃棄物99,9%吸着はどのように検証されているのか。回答ー宮古市、東京都の焼却場での排気塔での測定では「不出」であり、そうした事例で検証されている。

現段階では、東京都の責任で産業廃棄物処理事業者の扱いとなっており、各自治体の焼却場出の受け入れとなっていないため、冷静に受け止められている感じでした。さて、静岡県、静岡市での対応がどうなるのか。

昨日の静岡市清掃対策審議会でも環境局としての経過説明がありました。そこでは質疑をしませんでしたが、市民レベルでの行政側との話し合いの場が必要となっており、その前に市民レベルの勉強会を準備したいと思います。