まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

「あたりまえの風景が、原発事故で特別な風景になってしまった」近藤先生

2012年08月01日 | ニュース・関心事
※写真は、興津川での川遊び、捕まえた魚を覗き込む子どもたち。

今日の夜はよつば保育園の近藤先生の講演会。好間保育所の小野先生も参加。近藤先生の3:11後の姿をドキュメンイー漫画にしたごとう和さんたちと夕食会。お二方共に「この楽しさを戻ったらみんなに伝えたい」。
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近藤さんからは、地元テレビ局のニュース2本、パワーポイントによる問題提起、そして「福島県南相馬市の問題点とその背景」「市民による除染(乳幼児がいる家を除染」する意味とは?」の二つのレジュメの紹介。

被災後に「行政に何かやってもらおうはあきらめた方がいい」等、非常に刺激的な内容。南相馬市の合併の歴史、原発事故避難で人口7万が6万人、汚染レベル5つの地域区分、その後の除染等帰還者もあり、現在4万人。

汚染レベルは福島市より低い南相馬市だが、若い世代は戻らない背景として「生活の不便があるところに帰りたくない」、「子育てが楽しくない」。理由として、外で遊べない、公園で走れない、畑で土いじりできない。

子どもを持つ家族の過ごし方が仙台市まで2時間かけて遊びに行く。2月南相馬世界会議で「子どもたちだけでなく家族で考える」をテーマに様々な意見交換。その結果、今日1日に「インドアパーク南相馬」が開設。

また、0,1μsv以下の「市民の手による屋外公園プロジェクト」が発足。レジュメに「放射能によるガンなどの病気より、放射能に対しての知識不足によるストレス過敏の方が身体にも心にもより大きな影響を与えている」。

この言葉はウクライナのチェルノブイリ事故に真摯に向かいあってきた科学者の方々も同趣旨の主張。どう考えるべきか。小野先生「外遊びできない現実、だからこそ、原発事故のない世界を作っていかなければならない」。

わくわくピクニック 歓迎式のあとの福島の子供たちとボランティア

2012年08月01日 | ニュース・関心事
※※ 写真は福島の子供たちとボランティの集合写真

南相馬市といわき市、本当に遠距離をバスツアーでナショナルトレーニングセンターに到着した福島の子どもたちとお母さん、お父さん、そして、よつば保育園の近藤先生、好間保育園の小野先生たち。大歓迎です。
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歓迎会進行は実行委員会の共同代表の立場で黒沼さんと私、ボランティアメンバーひとりひとりの紹介、先生お二人のご挨拶。そして、紙芝居やサッカー・バスケットボールパフォーマンス、伝統芸・手品、バルーンアート。

楽しそうな子どもたちを見ているだけで「やってよかった」を実感。渋滞はなかったようですが、長旅の疲れもあり早速ホテル・ビスタへ向かいました。明日からの3日間、暑い暑い夏、熱中症対策をきちんとして、ゴーゴー。