まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

敗戦から67年目の8月15日

2012年08月15日 | ニュース・関心事
実家に飾られているフィリピンで戦死した父の兄の出征写真、シベリヤに抑留されていた父への竹下首相の慰労の賞状。毎年、それらを見ながら60数年前の戦争を考えさせられます。祖父は日露戦争に徴兵されています。

日本という幕藩国家が1860年代に西欧、露、米の植民地にならずに近代国家へと変貌したこと、その国がアジアの国々を植民地とする侵略国家となったこと、その後の67年、この歴史をどのように認識すべきか。
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戦争はその国の政治の延長腺上にあり、政治の行きづまりに排他的ナショナリズムが媒介となって戦争が引き起こされる、これは歴史の教訓です。韓国と間に竹島、中国との間に尖閣列島、ロシアとの間に北方領土の紛争。

政治のリーダーはナショナリズムを肯定しても扇動することはできるだけ抑制することが鉄則。その意味で、韓国李明博大統領の竹島訪問は間違った判断、
香港運動グループの尖閣列島上陸もしかりだと思います。

この8月15日という歴史的的記念日に続けざまに起きた諸事態に、やはり冷静に対処すべきす。慰安婦問題に真摯に向き合い、尖閣問題には国有化でなく共同開発の道を探る、少なくも石原都知事のような選択ではないはずと。

今日はそうしたことを色んな人と会って議論できる日、父母の青年時代を思いおこす日でしたが、術後の体調不良で1日中、病院の診療に時間を費やし、体内の管による刺激にじっと我慢。そして、禁酒解除まであと2週間。