まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

映画「そして父になる」すごくよかった!でもエリート妻の言葉「私も言われ続けた」

2013年10月03日 | ニュース・関心事
ネット上では「『誰も知らない』などの是枝裕和監督が子どもの取り違えという出来事に遭遇した2組の家族を通して、愛や絆、家族といったテーマを感動的に描くドラマ。順調で幸せな人生を送ってきたものの、運命的な出来事をきっかけに苦悩し成長する主人公」。

一流企業夫と主婦と一人息子、電気屋庶民夫婦と3人兄弟、出産での「取り違え」からエリート父が親子の絆を取り戻す2時間10分。最後はハッピーエンドだが、エリート夫婦妻が言い放つ言葉一つ一つが「まさに私自身が子育て過程でいわれ続けてきた」言葉だった。

「このプロジェクトが終わったら家族で旅しよう」「その言葉を言い続けて6年、何も期待していないから気にしないで」。それにしても二つの家族が、最初はエリート夫婦の夫が「うちで二人を引き取ります」。そして、庶民夫婦の妻が「うちで二人は引き取った方がいい」。

この二つの家族の発する言葉が実にシリアスでコミカル。是枝監督の絶妙な展開。「生みの親より育ての親」だが「血のつながりは越えられるのか、越えられないのか」がテーマ。何故か、20年以上前の落合恵子さんの「偶然の家族」(1990年)を思い出した。

福山雅治とリリーフランキー、尾野真千子と真木ようこ、実にいい演技。BSで福山vsリリーvs是枝の対談を偶然に見たのだが、面白うそうと映画館に駆けつけた。確かに、すごい映画だ。エリート夫も実の母親に育てられていないことが何となくわかる仕掛けもいい。

映画「そして父になる」すごくよかった!でもエリート妻の言葉「私も言われ続けた」

2013年10月03日 | ニュース・関心事

ネット上では「『誰も知らない』などの是枝裕和監督が子どもの取り違えという出来事に遭遇した2組の家族を通して、愛や絆、家族といったテーマを感動的に描くドラマ。順調で幸せな人生を送ってきたものの、運命的な出来事をきっかけに苦悩し成長する主人公」。

一流企業夫と主婦と一人息子、電気屋庶民夫婦と3人兄弟、出産での「取り違え」からエリート父が親子の絆を取り戻す2時間10分。最後はハッピーエンドだが、エリート夫婦妻が言い放つ言葉一つ一つが「まさに私自身が子育て過程でいわれ続けてきた」言葉だった。

「このプロジェクトが終わったら家族で旅しよう」「その言葉を言い続けて6年、何も期待していないから気にしないで」。それにしても二つの家族が、最初はエリート夫婦の夫が「うちで二人を引き取ります」。そして、庶民夫婦の妻が「うちで二人は引き取った方がいい」。

この二つの家族の発する言葉が実にシリアスでコミカル。是枝監督の絶妙な展開。「生みの親より育ての親」だが「血のつながりは越えられるのか、越えられないのか」がテーマ。何故か、20年以上前の落合恵子さんの「偶然の家族」(1990年)を思い出した。

福山雅治とリリーフランキー、尾野真千子と真木ようこ、実にいい演技。BSで福山vsリリーvs是枝の対談を偶然に見たのだが、面白うそうと映画館に駆けつけた。確かに、すごい映画だ。エリート夫も実の母親に育てられていないことが何となくわかる仕掛けもいい。