まつや清の日記 マツキヨ通信

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非正規滞在者の状況 過去・現在・未来~ 鈴木江理子さん[国士舘大学准教授)講演会

2014年06月02日 | ニュース・関心事


6月29日(日)14:30~16:30 (FAS総会は13:00~14:00)
場所:静岡市民文化会館 第一会議室  参加費:500円  司会 小川 央(弁護士) 連絡先:アジアを考える静岡フォーラム(新代表 横井圭介)
静岡市葵区鷹匠3-3-1井口ビル2A地球ハウス内


※※世話人・壷坂さんよりアピール
アジアを考える静岡フォーラム(FAS)は1988年に静岡市内で起きたフィリピン人女性の孤独死を痛み、牧師、神父、大学教授、市民活動家など多くの市民によって始まった市民団体です。当時の静岡県内は、年々増加する外国人、労働問題、結婚、家庭内トラブル、など多くの相談が寄せらました。現在は、弁護士会、国際交流協会、静岡市など、いろんな相談窓口ができたことや、ピークを過ぎて外国人も減り始めた感もある今日この頃です。

しかし、一方では大量の労働力不足と少子化社会への加速という状況。
入管法の改正で、大量の非正規滞在者への取り締まりが強化され入管収容所に収監され放免された仮放免者がここ1~2年で数百人規模から、数千人規模に膨れ上がったとも聞いています。一口に「非正規滞在者」といっても、多くは「難民申請者」がいますが、日本は難民申請を受け付けないワーストランキングに入る非国際国家なのです。

※※ 講師プロフィール 鈴木江理子さん

国士舘大学文学部准教授。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。認定NPO法人多文化共生センター東京理事。移民政策、人口政策、労働政策などについて研究するかたわら、外国人支援の現場でも活動。主な著作『「多文化パワー」社会』(共編著、明石書店、2007年)、『日本で働く非正規滞在者』(単著、明石書店、2009年、平成21年度冲永賞)、『非正規滞在者と在留特別許可』(共編著、日本評論社、2011年)など。