マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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古川町ダイグウサン神饌御供

2007年08月03日 08時22分01秒 | 橿原市へ
伊勢講が盛んに流行った江戸時代。

そのころは各地で大神宮塔が設けられている。

橿原市古川町では毎月1日と16日の朝、当番の家の者は持ってきた御簾、棚板を大神宮の前に設えてその上に神饌を供えます。

60軒ほどの家が持ち回り、地区の安全を祈願するダイグウサンの月参りは朝8時ころから9時ころの間に行われているので祭事を目撃することが難しい。

お神酒、お米、塩、メザシに季節毎に収穫される野菜などの神饌御供は、祭事を終えてもそのまま夕刻まで置いておくのが慣わしで、片付けた月参り道具は次の当番に回していきます。

(H19. 7.16 Kiss Digtal N撮影)