マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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石見町ゴウシンサン提灯

2007年08月04日 08時56分38秒 | 三宅町へ
伊勢講が盛んに流行った江戸時代。

そのころ大和平野部の各地ではいたるところで大神宮塔が設けられている。

三宅町石見では集会所付近の明神さんの傍に大神宮塔(文化六年建立)がある。

朝10時、高張提灯を掲げ神饌を供えると、鏡作神社氏子らは大神宮こと郷神さん(ゴウシンサン)に参拝します。

郷神さんは火の神さん。

火に世話になっているからとお参りする。

昔しは青年団が行っていたが廃止されてことで氏子らが行うようになったという。

スイカやトマトを供えて午後3時ころまで置いといたものをお下がりやいうてみな取りに来たもんだが今はだれも来んわと懐かしそうに話す氏子役員さんは、提灯柱の後方付けに精をだす。

(H19. 7.16 Kiss Digtal N撮影)