マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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いただきもののどでかい柿は極上の味

2021年08月11日 09時00分38秒 | もらいもの・おくりもの
伝統行事の記録撮影のお礼に、もらってや、といわれて受け取った柿はとても重たく、どでかい。

計ってみたどでかい柿の直径は11cm。

写真ではわかりにくいので、直系7cmのヒラタネナシカキを置いてみた。



一般的な大きさのヒラタネナシカキならかぶりつき可能だが、どでかい柿はとてもじゃないが無理無理・・。

で、このどでかい柿の品種は・・聞いていないからわからない、という。

どでかい柿のことをFBに公開してから数日後にコメントが入った。

コメント主は、奈良まほろばソムリエの会のMさん。

甘柿か、それとも渋柿か、が気になるらしい。

まだ食べていないからどでかい柿は不明である。

持ち帰ってから5日目の12月5日の色合いは・・見てのとおり、艶光りの色になってきた。



どでかい柿・は、さて何であろうか。

気になるものは調べておきたい。

そう思って、「巨大柿品種」をキーにネットを検索したら、晩生の「太天(たいてん)柿」がヒットした。

大きな物なら普通サイズ柿の4~5倍とか、書いてあるから、映像の柿とは違うように思えるのだが、この「太天柿」は渋柿種。

脱渋処理をして出荷しているようだ。

もう少し日にちが経ってから“ずくし”で食べようと思っていたが・・・。

かーさんが気を利かして皮むきしてくれた。

「ずくし」を待っていたのが、早くも皿に盛られて登場した。



皮は艶々色だったが、果肉は色落ち、ではなく食べごろ色。

柔らかめの硬さが残るどでかい柿は一口では無理がある。

鼠じゃないけど、齧って、齧って、齧りまくって食べたら、お腹満腹。

旨さに甘味もあるどでかい柿は、とても美味しかった。

その日から数えること20日目。

どでかい柿は一向にずくすことなく大きさも形も色合いもそのまんま。

手で触ってみるずくし具合も進展なしだが、正月が来るまでに食べてみたくなった。



皮を剥いたどでかい柿は、ずくしてもいなかったが、とても甘くなっていた。

甘さに食感はこれまで味わったことのないほどに旨さがある。

旨味、コク、甘さにしっとり感。

しかも瑞々しいどでかい柿。

極上の味わいを堪能させてもらった。

(R1.11.30 SB805SH撮影)
(R1.12. 5、 6、26 SB805SH撮影)