週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

良いプレーには拍手をしよう!

2018年03月27日 | アルビレックス新潟

一昨日の徳島戦のゲーム前、河田のチャントを練習する前の時間帯に、段ボール製のメッセージボードを持った2人の若者がG裏を回っていました。彼らがコールリーダーのメンバーなのか、それ以外のサポーターなのかは分かりません。ですが、とてもさわやかな印象の若者たちであったことは間違いのないところです。

その段ボールには「良いプレーには拍手をしよう!」と書いてありました。いや、正確には書いてあったのではなく、文字を段ボールで切り抜いて貼り付け文字を浮き上がらせるという、立体的で芸術的な技術を施したメッセージボードでした。斜めから見たら、文字が浮き上がっておりました。

彼らの「良いプレーには拍手をしよう!」というメッセージの背景には、前節にホームで敗れた愛媛戦でのサポーターのあり方に対する反省というか、「ここは直そうよ」という明確なメッセージがあったと思われます。愛媛戦では、審判に対してブーブー言ったり、選手に対してブーイングをしたり、ゲーム中にため息をついたり…といったG裏のサポーターの様子が間違いなくありました。そんな事実を受け止めつつも、正面切って「ブーイングはやめよう」とか「ため息よりも拍手を」って主張せずに、やんわりと「良いプレーには拍手をしよう!」「ため息は短めに!」とG裏のムードをポジティブなムードにもっていこうという、彼らの意図をボクは受け止めました。

彼らがコールリーダーの仲間なのかどうかはわかりません。コールリーダーと密接な関係なのかもしれませんし、もしかしたらコルリとはまったく関係のない存在で、自分たちの意思で新しいアクションを起こしたのかもしれません。でも、いずれにしても、こういうプラス思考の自由な動きがG裏で生まれてくることに、ボクはとても幸福感を感じるのです。いいじゃん、いいじゃん。それぞれの立場の人間が、それぞれの立場でアルビのためにできることを、自分自身の意思と判断で実行していくって、とても素晴らしいことだと思います。

「ダメなプレーにため息とブーイング」よりも「良いプレーに拍手」。この方が絶対にボクはいいと思います。しかもそれを強制せずに、あくまで1人1人のハートに訴えかける戦術。実に素晴らしいですね。

コメント
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