グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

幌別川は白鳥の越冬地です

2014年12月07日 | 室蘭・野鳥&水鳥



 幌別川は、北側に広がる山塊を水源とする流れの緩やかな河川です。さらに、葦が茂る川岸や川洲は
野鳥の絶好の生息地。流域一帯は、一年を
通して野鳥の
サンクチュアリです。







 今シーズンもオオハクチョウが、遙か3000kmほど離れたシベリアからの長旅を終え羽を休めていま
す。







 オオハクチョウやマガモなどの水鳥とカモメが、三つ巴で「餌取りバトル」を繰り広げています。何時もは、
川面を穏やかに泳いでいますが、野生の本性を垣間見せてくれる一瞬です。







 マガモです。オオハクチョウと同じように遥か北の繁殖地から飛来、毎年、この場所で冬を越します。







 川岸のヤブの中で、赤く熟したノイバラの実です。





 川岸に設けられた「水鳥観察テラス」に、ひっきりなしに餌を与える人が訪れる。オオハクチョウや水鳥
は、
パンくずなどの餌を入れているビニール袋を認識しているようで、一斉にテラスに寄り集まってきます。 
 白鳥は家族単位で行動する数少ない野鳥です。今年も、首の付近にグレーの羽根が残る若鳥を連れて
の遠方からの飛来。
 ねぎらいの心からでしょうか、餌を与える大人も子供も、白鳥への呼びかけは「白鳥さん~!」と「さん」付
けです。

 

コメント
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