グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

イタンキ浜とイタンキ漁港

2015年04月09日 | 室蘭イタンキ浜



 渚に、ゆるやかに潮風が流れ清々しい磯の香が漂う。イタンキ浜は、「日本の渚100選」に指定されてい
る風光明媚な砂浜海岸です。

 砂には、石英が多く含まれ「鳴り砂海岸」
としても有名な浜です。 鳴り砂海岸は全国に30ヶ所余り存在しま
すが、大規模な工場や市街地が隣接する鳴り砂海岸は、国内ではイタンキ浜だけのようです。
砂に不純物が多く含まれると音がしなくなります。鳴り砂海岸は、「自然環境のバロメータ」。定期的に市民が
参加して浜の清掃が行われています。




 東側の浜の光景です。遠くに望むのはイタンキ岬。浜の後方には、80mから100mほどの断崖絶壁が、
西の方向に向かって連なる。
画像からは意外でしょうが、断崖の上には数 十件の家々や室蘭YHの建物な
どが立ち並んでいます。



 西側の浜の光景です。浜の直ぐ後方には海抜100mほどの断崖絶壁がそそり立つ。イタンキ浜は
西側
と東側の景観が、同じ浜と思えないほど大きく異なります。

  冬の間は、雪や氷を張り付かせ荒々しい光景を見せていた断崖絶壁。春の訪れに連れて、穏やかさを取
り戻し始めています。






 浜の後方、海岸段丘の上空を滑空するパラグライダーです。











 前方には、太平洋の大海原が果てしなく広がる。その遥か彼方に、水平線が緩やかに弧を描くように長く
伸びる。


 



  イタンキ漁港は、浜の東端に位置する。太平洋に面した風光明媚な漁港です。季節を通 して、毛ガニや
スケトウダラ、宗八カレイやエゾバフンウニなど水揚される魚種は豊富。
 下の画像は、漁港の入口から眺めるイタンキ浜です。遠くに、半島のように見える丘の下を沿うように砂浜
が長く広がっています。 


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする