グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

風薫る

2015年05月08日 | 室蘭・四季の野花&花木



 牧草地の上を5月の爽やかな風がそよぐ。草丈を延ばし始めた牧草と競い合うように、セイヨウタンポポ
が 花を咲かせています。牧草の
若草色とタンポポの花色とのコントラストが、とても鮮やかに目に映り込み
ます。









 牧草地の脇の雑木林の中で、シラネアオイ(白根葵)が花を咲かせ始めました。この花を見ると、初夏の
の季節の訪れを感じます。









 雑木林の中で、花を咲かせるタチツボスミレ。国内では約60種のスミレが自生。その中で、スミレの代名
詞ともいえるスミレです。










 ツボスミも、小さな白い花を咲かせています。中心部の花弁には赤紫色の筋が入る。花も小さいが草丈も
低く、目立ちにくいスミレです。







 

 林の中。スミレにカメラを向けている時、5mほどの至近距離から キタキツネにジッーと見詰められる。
通常、人の姿を見ると走り去ります。さらに、スミレの撮影が終わり林から出ると 後を追うようについてい
来る。キタキツネとは度々遭遇しますが、このような体験は初めて
のことです。
  ※ おそらく、このキタキツネは、人がしゃがみ込み写真を撮っている姿を見たのは始めて。何か獲物を
       捕えたと思ったのでしょう。










 カキドウシが独創的な花を咲かせています。この場所は市内では珍しい自生地です。地を這うように茎を
伸ばし群生しています。繁殖力が旺盛な山野草です。






 雑木林の中に、カワラヒワの鈴を鳴らすような囀りが響き渡る。太めのくちばしと、全体的には黄緑色で翼
と尾の一部には、アクセントの黄色の羽根が特徴的な野鳥です。

コメント (2)
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