隣町、伊達市の広大な畑作地帯を行く道路上からの眺望です。前方、左から有珠山・小さな円錐形の
岩山は昭和新山・はるか遠方には、山腹から山頂に残雪をまとう羊蹄山。今日は、大気が澄み渡り三山
の揃い踏みです。さらに、山々の裏側には、満々と水を湛える洞爺湖の青い湖面が広がっています。
※ 有珠山は標高737m、支笏洞爺国立公園内に位置する。国内に110ほど存在する活火山の一つです。約30年
ほどの間隔で噴火を繰り返しています。近年では、1977年(昭和52年)に噴煙の高さが12,000mにも達する
大噴火を起こす。さらに、2000年の噴火時には噴火予知により、有珠山周辺で生活する1万に余りの人々が事
前に避難。被害を最小限に留める。
噴火前に、「北海道大学・有珠火山観測所」が144時間以内に噴火の予報。その警告から143時間経過後に
噴火を起こ したことで有名な活火山です。
行き付けの伊達CCエリア内から眺める有珠山です。現在は小康状態ですが、左側の稜線の裏側にある
火口からは、火山性の蒸気をたなびかせています。普段は、どの場所から眺めても穏やかな山容を見せて
くれる活火山です。