フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

strange fruits

2008-07-26 19:34:56 | Weblog
マーチンとこの金木犀に鳩が巣を作りかけたと聞いて見に行ったら隣のグイミの木になんかぶら下がっている。近寄って良く見るとマーチンとこの孫の靴下だった。これって、ストレンジフルーツなのかな。ビリ-ホリデーもこれがストレンジフルーツならずいぶん歌詞もメロディも違ったでしょうね。ララバイのような曲想で、田舎のコットンフィールドを吹く風のようなイメージで歌ったでしょうね。でも、声質に合わないかなと一瞬のうちにいろんなことを思った。「鳩ノ巣だけどどこかに移動させないと、ここは、猫もいるしヘビもいるから」というと「それも自然の摂理だ」とにべも無い。おまえは、高木美保かとぶつぶつ。一理はあるけど予想できることは避けたらどうかなと思うのだけど正論のエゴイズムには言葉では反論できない。少なくとも自分の目の前で鳩の雛がどうにかなるのは嫌だから、鳩を追っ払うことにした。では、追っ払われたばっかりにもっとひどいとこに巣を作らなければならなくなったとしたらどうしてくれるんだと言う命題がつきまとう。「自然の摂理」が頭をよぎる。このストレンジフルーツはビリーホリデーの歌のように重い。さてどうするか。難題だ。
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