フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

英国人と土佐人

2016-06-25 08:26:55 | Weblog

おったまげた!英国人も土佐人だった。何の根拠もないのに「おらんくが一番」となってしまった。拮抗してるとはいえ「残留」となると思ってた英国。それがふたを開けてみればEUからの「離脱」を決めていた。いやいや誇り高き英国。誇りだけの土佐人と何ら変わらない。キャメロンの誤算は自分の権力固めのために国民投票を利用しようとしたところ。上から目線で経済的危機を訴えたところ。「誰が得して誰が損するか」を分かってる国民感情がわからなかったところ。身内からの裏切り者の数を過少に見積もってたところ。「人生、理屈じゃねぇ」ってことが理解できなかったところ。負けたから辞めるってところは潔い。どこかの国の大臣にも見習ってもらいたい。これでどこかのバカは国民投票にビビっただろうな。52%と48%とだからまだまだくすぶっていくんだろうが主権を取り戻すってことはそれなりの意義があるんじゃないかな。まるで明治維新のようにどこの馬の骨とも分からない奴らが徳川を倒したかのような結果だったね。額に汗して働く連中がctiesで働くエリートを負かしたんだから。でもエリートの中に隠れ離脱派も結構いたというからまさに混沌。そんな中で自分の権力増大ばかり考えていたなんて洋の東西を問わず権力者は権力にしがみつくんだね。「そんなことは知らん。おらが一番。」英国人も土佐人も貧乏なんて怖くないんだ。それよりお前に頭を下げるなんてまっぴらゴメンなのだ。

コメント
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