フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

blow hat

2017-11-01 07:18:41 | Weblog

セザンヌのセルフポートレート「blow hat」を見る。セザンヌってタッチが子供っぽいから好きなんだ。本人はまじめにやってるのかも知れないがどこか「おちゃめ」でねりんごにしろ少年にしろ近づきがたいというイメージじゃなく破ってもいいような親近感がある。きわめつきはこれかな。「ブローハット」。写真画ではなく写実画でもなく写生画に近いんだけどこれが何とも言えずいいんだよな。絵なんだから。ピカソが子供の絵を目指すと言ってたけどセザンヌなんてこの範疇じゃないかな。計算されてるのかもしれないけど天真爛漫で無邪気に描きたいから描いたって印象だもの。絵って上手い下手だけじゃないんだね。上手くなろうって言うのも大事なんだけど描きたいように描くというのも大事な要素なんだ。どちらかというと俺は描きたいように描いて上達していきたいね。と誰もが願うのかな。まわりには先生の言うことをひとつずつ着実にこなしてる人もいるけどね。人それぞれってことか。いやいや奥が深いね。何事も極めるということは。と入り口に立ったものほど口やかましい。ハイハイと反省。

コメント
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