フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

暈かしと滲み

2018-01-05 07:37:10 | Weblog

絵も近い将来AIにとってかわられる。AIの贋作なんかめったなことで見破れない。とくに西洋絵画なんかそうじゃないかな。リアルな写実画とかスーパーリアルとかなんかそうじゃないかな。日本画も基本線描だからデジタル解析向きだよね。色の配合なんか独壇場だろうな。中国の贋作村の奴らより優秀だからね。そこへいくと水彩画やパステル画はAIがちょっと苦手な分野じゃないのかな。なんせ偶然できる暈かしや滲みがAIの理解の外だからね。明日から水の量増やそうと単純にほくそ笑む。ほんとうはAI ができるのはデッサンくらいだと思っているんだがパースのような風景画を描く人はとってかわられるかも。AIのほうが正確だからね。正確じゃない絵、偶然の絵、そして魂の絵、抽象的にしか表現できない絵、語りかける絵、AIに描けない絵、今年は、岩崎ちひろさんの生誕100年だって。もう一度彼女の絵に触れてAI に描けない人間にしか描けない絵を目指そう。

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