1995年の今日、日本列島沈没くらいの阪神淡路大地震が起きた。当時神戸にいた叔父から直後に電話があったけど全然ピンときてなかった。規模が想像できなかったからというのを覚えている。それまでの神戸といえば異国情緒溢れる街でオシャレな人たちが行き交う街というイメージがあったから地震で壊滅なんて思いもしなかった。そしてここは日本なのかというくらいの瓦礫の報道写真に目を疑った。自然の脅威というものが日常の背景にあるということを意識したのもこのことがあってからそれから日本列島どこも安全なところはないと認識した。あの頃次は四国というのが実しやかに言われててある程度の覚悟をもって暮らしていたような気がする。あれから23年か。その間に日本はもうひとつ大きな地震と津波を経験しおまけに原発事故までも。神戸の経験は生かされていたのかというと心もとない。危機管理は進んだかというとそれも心もとない。多くの犠牲者の上に対策は成り立つんだから犠牲者の死を無駄にしないように進まなければ犠牲者も泛ばれないだろう。時だけがやけに早く過ぎていくと思わないかい?
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