フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

突然

2017-11-20 07:15:48 | Weblog

アンティークは亭主が肝臓癌で手術し入院中で看病の毎日。マジメ君は父親の介護をしていた母親が脳梗塞で倒れて両親の介護。どちらも「ある晴れた日に突然に」で起こったそうな。誰もがいつ何時こういった状況になるのか分からないし突然に備えられるものではない。二人ともリタイアしてたからまだ対処出来たけどこれで仕事してたら目も当てられないね。政府の対応が「家庭内介護」推奨だから政策の不備は否めない。要介護度3以上じゃないと施設も使えないなんて。廃校になった学校の校舎を利用して誰でも行ける「老人施設」を開設したら問題軽減につながると思うけどな。病院は一応完全看護になってるけど今は3ケ月しかいられないというじゃない。これももっと知恵が必要と思うけどな。病院を潰したら元も子もないけれど複合施設化したらいけるんじゃないかな。誰もがその日その日を精一杯生きてるだけで明日何が来るか考えてないからね。突然難しい問題を突き付けられたらオロオロするばかりさ。二人とも前向きで呑気だったから現実に上手く対応出来たけどストレスが溜まると言っていた。ストレスがなさそうに見えるくらいタフそうだけど外見からは分からないからね。まぁ、山の仲間だからぶっちゃけて言ってくれたんだろけど笑いを誘う話にも涙が見えるよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

beaujolais nouveau

2017-11-19 07:21:18 | Weblog

11月16日解禁のボージョレヌーボー。ブドウの出来不出来を見るための試飲用ワインだったはずなのに新しモン好きの江戸っ子にぴったりともてはやされて全国区。今じゃフランス本国でもお祭り騒ぎなんだとか。その翌日がケイコフの命日なんだからこれまたピッタリ。新しモン好きのケイコフのために仏壇にケイコフの息子たちはボージョレヌーボーを供えた。「いつも買いよったけんね」と言う幡多弁が泣かせるぜ。息子たちにとっては母は永遠なのだ。オレなんか言われてはじめて「アッ命日だったか」と思い出したのに。これからはボージョレヌーボーの解禁日になったら思い出すことにしよう「なんという弟や」とケイコフがあの世でワインにむせっていることだろう。反省。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

89

2017-11-18 08:45:30 | Weblog

今日はミッキーマウスとミニーマウスの89回目の誕生日だってね。戦前の17年前にあのアニメがあったということか。あーいうものを見て育った若者と戦争したんだよね。と思うと不思議な気がする。今見ても古臭くない。世界に誇るキャラクターとはこのことか。この夏、安かったからユニクロでミッキーのTシャツ買ったっけ。今でも現役何だミッキーは。そう言えば中国のミッキーはどうしたのかな?パクリと言われたら耳の大きな猫だって言い張ってたけどね。笑ってしまうことが多い国が世界に君臨できるわけがないというのが分からないから笑ってしまう。でも中国は大局を見る国だから侮れないけどね。これも次の一手の布石と考える国だから。その先手を読んで日本が美しい一手で向こうを唸らせるというのが理想だけど他に適当な人がイナイからで内閣支持率が上がるような国では未来が危ういね。でも文化と技術とアニメ、日本の未来に期待できそう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出発前

2017-11-17 08:12:50 | Weblog

久しぶりにフランスの新聞を読んだ。と言ってもほとんどカンで読むから適当だけど。アテネで洪水。どこも大変だな。イギリスのメイなんかロシアにはするべきことがあるでしょうと言い放つから中国に対し何にも言えないどこかの国と大違いだね。フムフムと。フランス語と英語では受け取る感覚が違うから面白いね。フランス語なら「まぁどうでもいいか」ッテな感覚だ。そうそう昨日の写生会、9:30出発だったのに一人を除いて全員そろったんだけど肝心の車が来ない。その一人が運転手兼メンバーで7人乗りか9人乗りかの車を持ってる爺さんで彼が来ないと出発できないのだ。会のバァサンが慌てて電話する。「今日、写生会で」「えっ忘れちょった。畑に来て焚火しゆう」「なに、早う来てや。みんな待ちゆうぞね」「すまんすまん、火を消したら行くき」と40分後に車は来た。その間に一人のバァサンが「朝間に合わんかと思うてしてこらったき時間あるきやってくる」と便所へ。クソくらい自分とこでしてこいよな。「どっさりでたあ」だって。こいつら殺しても死なん奴らだね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スケッチ会

2017-11-16 07:16:48 | Weblog

今日は瀬戸川渓谷へ絵画教室でスケッチに行く。といっても鉛筆より口が動くバァサンたちだから多分何にも描かずに終わるでしょう。まぁいつものことだからロケハンができたらいいというくらいのモンです。どこそこの弁当が旨いだのそこ寄ってだのうるさいからオレは弁当を作って持って行く。といっても朝飯をフードジャーに詰め込んだだけだが。お茶を沸かしてポットに淹れて持って行く。ドイツ製の魔法瓶は保温性抜群。いつもならストーヴで珈琲くらい沸かしてあげるんだけど自分からドツボにハマらないように気を付けている、お弁当買って食うというスタイルにはアウトドア気分になれない。それでもバァサンたちが楽しければそれでいいんじゃないか。とブツブツ。オレは行かなくてもいいとやんわり断っているんだけどそんなことお構いなしにいつも引っ張りだされる。こういうの贔屓のひっころばしというのかな。ヤレヤレと思いながらもスケッチブックは一応持って行くことにしている。遠足に来たんじゃないぞとバァサンたちに教えるために。これもお構いなしだろうけど。いいところもあるからねとセルフフォロー。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

酒乱

2017-11-15 07:30:32 | Weblog

日馬富士って酒乱らしいね。酒飲むと訳が分からなくなって暴力をふるう人。いわゆる酒に飲まれる人。被害者の貴ノ岩もそれを知ってて「またか」といなしたんじゃないかな。予想に反して日馬富士のパンチが早かった。ということか。僕の周りにも昔いたね酒乱の人。美酒乱(ミシュラン)っていったっけ。小さくて非力な男で普段は大人しいんだけど酒が少し入ると豹変するんだよね。それでみんなが先に帰すんだけどいつの間にか舞い戻って来て他の店で大暴れしてボコボコにされるってパターンだったね。翌日、どうしたのその顔?って聞くと「覚えてない。ケンカしたらしい」とよく言ってたね。酒乱も弱い男なら押さえられるけど横綱となれば話は別だね。誰も止められないだろう。現に白鵬でも無理だったっていうじゃない。モンゴルの荒馬。さすが元の血をひくものか。日本は野蛮の文化じゃないから相撲は格闘技じゃないからというのが理解できてないんだろうな。強ければそれでいいんじゃないからね。わかるかな?わからないだろうな。って昔一世を風靡したギャグがあったね。被害届取り下げてできれば穏便にと思うのだけど。常習だったから腹に据えかねたというのもあるし難しいところだね。行事の軍配はいかに。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ナント最早

2017-11-14 07:22:31 | Weblog

なんとなんと昨日ゴミ出しで中くらいの段ボール2個に不燃物が入ったものを一気に運んだら腰が筋肉痛。ごみステーションまで500m弱というのにね。弱ったもんだ。これは体の使い方が悪いのだそうな。年取ると「騙し」というのが聞かなくなって体に正直に衝撃が伝わるように体を動かすんだってね。腰の筋肉痛だなんていままでになかったもの。今年になってというかこの秋から感じ出した感覚だ。寝ると寝るだけで肩が凝るし枕が合うとか合わないとかの問題ではない。体が縮こまっているのかな。それとも夜中に冷えているのか。こうやって徐々に体が枯れていくのだろうか。自然の摂理なら仕方がないし抗わない。体を鍛えるつもりもない。無為自然かな。100歳体操やろうが何飲もうがその人の時間がくれば命は尽きるのだからこの世に未練残さず逝ってやらねば年寄りが国の医療費を食ってはいけないのだとブツブツ。その割には、今日は何喰うかだなんて、可笑しいよね人間。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横倉山2

2017-11-13 06:30:37 | Weblog

天気快晴。横倉山へ行ってきました。この山は見るところが多くていいね。年寄りには丁度の山で魅力的な山だと思う。紅葉はまだまだだったが久しぶりに心地よい汗をかいた。バカ試しの岩に立つと目がくらくらする。まるでバカ丸出しではしゃぐ。                 今年は紅葉が遅いのかな。もう少し色づいてることを期待してたけど。まぁ、ここは何度来ても楽しめるからまたこよう。今日はゴミ当番だった。行かなくっちゃ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は横倉山へ

2017-11-12 05:42:22 | Weblog

今日は横倉山に行く。久しぶりの山。山会のメンバーも歳だからそれぞれの事情を抱えていて今日は3人で行く。コロッケと森と芋ケンピのコースだ。横倉山は昔、安徳天皇が平家の者と暮らしていた場所だから山というより生活の森という意識が強い。落人とはいえ天皇だから源氏も露骨に手が出せなかったのか名野川辺りの源氏が遠巻きに様子を窺っていたというが定かではない。今ではこんな山奥と感じるけれど昔は山の方にしか人は住んでなかったから往来より少し奥まったところというとこだろう。その証拠に遠く関東の平氏の武者があいさつに来たりしている。その後この武者はこの近くに移り住んでどこをどううまく乗り切ったのか子孫は長宗我部氏の家老になったという話だ。土佐には不思議な歴史物語が結構身近に転がっている。それではトレッキングの用意をしよう。今日は寒いのかな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

常しえ

2017-11-11 08:06:31 | Weblog

永久と書いて「とこしえ」と読むらしいけど「常しえ」の方が状態を表してていいのかな。と場合によるんだけど時間じゃないんだよなこの状態なんだ願うのは。幸せの状態かな。不思議なことにこの状態はすぐに消え、嫌な状態は常しえに続くと思うのは何故だろう。どちらも常しえには続かないことは分かっているんだが嫌な状態は長く感じるんだよね。時間軸の捉え方がはじめから違うと気づかないままに思い込むんだよなこれが。嫌なことは多く感じていいことは少ししか感じない人間の性か動物の本能か。と考えながら絵を描いている。絵を常しえに描いていればそれで幸せなんだけど家は朽ちるし腹は減るしと幸せは常しえに続かない。草原に眠るライオンの昼寝の夢は幸せな夢なのだろうか。ふとそんなこと思ったりして。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする