一昨日、NHK昼番組“ひるブラ”を見ていると日光市の二荒山神社中宮祠が中継されていた。
神社の背後には男体山が聳え立ち、拝殿を取り囲むように山椒が群生してるこの神社では、山椒を漬け込んだ酒をお神酒としてふるまっているという。また、山椒は実をたくさんつけることから子宝に恵まれるという言い伝えがあり、古くから薬として使われてきた歴史があるという。
数年前に、 . . . 本文を読む
江戸の後期あたりから、日本の浮世絵は盛んにヨーロッパに持ち込まれるようになった。ヨーロッパ人の最初の浮世絵収集家は、長崎滞在経験があるオランダ人ティツィングといわれる。幕末期にはシーボルトが大量の浮世絵をヨーロッパに持ち帰り紹介している。
この浮世絵が、西洋絵画に大きな影響を与え、ジャポニスム運動を引き起こしたことは有名です。ジャポニスの波は音楽界にも広がり、ドビュッシーは葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」を見て交響曲「海」を書いたという。浮世絵の衝撃はヨーロッパ中に響き渡った。 . . . 本文を読む
あなたがたは、人生に新たな発見を持っているか。
新たな発見を続けることができるか。
きのう、あなたは、いったい何を発見したか。
きょう、あなたは、いったい何を発見したか。
朝、目を覚ましてより、何を発見したか。
昼に、夕べに、そして夜の一時に、
あなたは何を発見したであろうか。
いつのまにか、陽の暖かさを忘れ、
いつのまにか、風のさわやかさを忘れ、
いつのまにか、人の言葉の、その素晴らしい響きを忘れ、
いつのまにか、花の香りの、馥郁(ふくいく)とした、その感じを忘れ、
いつのまにか、春の到来の、あの喜びを忘れ、
いつのまにか、夏に向かうときの、あの胸のときめきを忘れている。
そう、それが老いさらばえてゆく人間の姿であるのだ。 . . . 本文を読む
中島みゆきさんの歌は名曲が多すぎます。時が経っても多くの人々に愛される名曲がきらきらと輝いています。作曲の素晴らしさもありますが、歌詞の内容が聴く人の心に深くしみいるのです。そして、みゆきさんの歌い方が聴く人の心をわしづかみにして放さないのです。
みゆきさんの「時代」は多くの人がカバー曲として出されていますが、私は彼女の歌い方、彼女のパッションやテンションが歌詞と一体となって、醸し出す歌声に参ってしまうのです。 . . . 本文を読む
ブログやネットで取り上げられていることですが、「魂」になぜ「鬼」が関係するのかがわからない、という記事が時どき見受けられます。そのことについて、少し考えてみたいと思います。
『魂(コン)』の漢字の構成は、云(もやもや)+鬼(死んだ人・霊)=魂(もやもやした人間の霊)となります。漢字の部首は『鬼・おに、きにょう』、漢字の意味は、『魂(たましい)』です。
漢字の世界 . . . 本文を読む