(忍耐は寛容を生み、寛容は徳を生む)これは、今、抽象的に話をしてみました。理想が実現しないこの間、「単に天を恨(うら)むでなく、人を恨むでなく、自分としてできるだけのことをやっていく」という心構えが大切です。それが結局、蓄積になっていくと思います。それは、その時点では人は分からないのです。「自分の時が来ているかどうか」は分からないのです。ところが、あとになってから振り返ってみると、「やっぱり、その . . . 本文を読む
(「瞬発力」と「持久力」、精神の鍛え方には二通りの方向がある)大きな野心があり、その理想と言うべきものが叶(かな)わないとき、「待つ」という意味はどのようなものなのでしょうか。「待つ」ということの意味として、二点ほど挙げられると思います。人間の精神を、私たちは今世、鍛(きた)えようとしているわけですけれども、この精神の鍛え方に二通りの方向があると思うのです。一つは精神的パワーというものには、「瞬発 . . . 本文を読む
(今日の一日の生き方が、あの世での生活とつながっている)簡単な答えがあります。「一日一生」という答えが簡単で、あまり先のことを考えても、やはり無理ですから、一日一日を充実させていくということですね。今日の一日の生き方そのものが、あの世での生活とつながっているのです。ですから、ビジョンも大事だけれども、「ここまでやったら〇次元まで還(かえ)れるだろう」と思っても、実際はそれは保証の限りではありません . . . 本文を読む
(朝、感謝で出発し、夜、寝る前に感謝を込めた反省をする)使命を全うするという自覚や決意の維持、持続というためにはどのような心構えが大切なのでしょうか。使命感を維持するには、やはり、「一日一生」だと私は思うんですね。長く人生があると思ってはいけない。やれるときにやらないと、やれない時期はいつ来るか分かりません。毎日、朝起きたら、今日も命があったということを感謝することでしょうね。夜に寝て、朝、命があ . . . 本文を読む
(南北合併の前につけるべき「けじめ」とは)韓国の前大統領の本心としては、「少しは核ミサイルの削減をやってみせなければいけないのだろうけれども、全部を削減する前に、事実上、南北が一体化したかたちになったら、やはり自分たちの戦力として、それを組み入れたい」という気持ちもあったのではないかと思うのです。そうなれば、日本の自衛隊など、まったく恐るるに足りない戦力になってしまいます。もうそこまで頭に入ってい . . . 本文を読む