このゆびと~まれ!

「日々の暮らしの中から感動や発見を伝えたい」

「思いの力」を信じよう(後編)

2022年08月31日 | 人生
(自分の理想像を、繰り返し、心のなかで描けるか)むしろ、十代、二十代という年代においては、自分が思い描いている理想の姿と現在の自分とが、あまりに違いすぎ、そのギャップに苦しむことのほうが多いのではないでしょうか。理想家であればあるほど、理想と現実が違いすぎ、「思ったことは、ほとんど実現しない。手の届かない高嶺(たかね)の花である」という場合が多いわけです。また、「他の人が『よい』と思っているから、 . . . 本文を読む
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「思いの力」を信じよう(前編)

2022年08月30日 | 人生
(成功とは、結果ではなく、自分自身が高まっていく感覚のこと)成功というものについて、これから“山”を登ろうとしている人に対して、何らかの手引になるようなことを述べていきたいと考えています。さて、若いころには、誰しも成功に憧(あこが)れるものであり、「成功とは、何らかの結果を手に入れた状態である」と考えがちです。私もそうでした。しかし、私は、その後、さまざまな体験を積み重ねて . . . 本文を読む
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直江状にこめられた意地 ⑬

2022年08月29日 | 歴史
今回のシリーズは、直江兼続についてお伝えします。兼続は上杉家の大黒柱で、米沢藩初代藩主 上杉景勝を支えた文武兼備の智将です。――――――――――――――――――――――――約二十万名という大軍勢を率いて、家康は上杉家を攻めようとしていた。ただこの作戦は石田三成の挙兵によって実現されることはなかった。だが、結局“徳川家にとっての敵方”としての汚名を着せられることとなった上杉家 . . . 本文を読む
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敗軍・直江兼続の家康への智謀 ⑫

2022年08月28日 | 歴史
今回のシリーズは、直江兼続についてお伝えします。兼続は上杉家の大黒柱で、米沢藩初代藩主 上杉景勝を支えた文武兼備の智将です。――――――――――――――――――――――――したがって、いま関ケ原の合戦で敗れた敗軍の将である直江兼続が、徳川家康に向かって、「米沢三〇万石を別な扱いにしていただきたい」と申し出たことは、家康をはじめ、脇にいる徳川系の大名たちの眉をひそめさせた。さっと険しい空気が大広間に . . . 本文を読む
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関ケ原で負けても上杉家を存続させた ⑪

2022年08月27日 | 歴史
今回のシリーズは、直江兼続についてお伝えします。兼続は上杉家の大黒柱で、米沢藩初代藩主 上杉景勝を支えた文武兼備の智将です。――――――――――――――――――――――――米沢城にこの報告が届いたのは、九月二十九日のことである。関ケ原合戦が行われたのは九月十五日だから、当時のコミュニケーション状況ではやはり二週間かかったということになる。兼続は、「やはりそうか」と暗澹(あんたん)とした。さすがに落 . . . 本文を読む
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