(正しい信仰観を持って、「人として賢く生きる」ことが大切)正しい信仰観を持ち、「人生は、やはりこの世限りではないのだ」と考えなくてはなりません。水源から流れ落ちた川は、次第に急流になり、やがて広くゆったりと流れ、河口に着くと水は海に出ます。海に出たところで川は“死”を迎えるわけです。そのように「生」と「死」がありますが、そういうもので、途中でいろいろなことを経験しながら人生 . . . 本文を読む
(目的だけでなく、「途中のプロセスが正当かどうか」)キリスト教徒は22億人近くに達しようとしていますし、イスラム教徒は16億人を超えているとも言われますが、どちらも、もうすでに宗教としてはかなり劣化している部分があります。その劣化した部分を切り離すために、キリスト教は「政教分離」のようなことを行い、この世については、この世の原理で技術的に知恵を持ってやろうとしています。そして、宗教は宗教として政治 . . . 本文を読む
(正しい信仰観を持つことには、霊人をも悟らしめる力がある)信仰にもいろいろあり、信仰の選び方によって人生の幸・不幸もあるのですが、「人として賢く生きる」ためには、唯物論や無神論は論外です。現代の学問が何であろうと、科学がどれほど進歩しようとも、やはり、それを超えたものがあるのです。もちろん、「いくら信仰したところで、神がロケットをつくってくれるわけでもなければ、宇宙船をつくってくれるわけでもないだ . . . 本文を読む
(「エローヒム」は中東にいろいろな宗教を起こした神)イスラエルの歴史のなかには、その「祟り神」と、キリスト教のイエスの教えにつながる部分があります。預言者などが出てきて教えていることのなかには、その部分があることはあるので、私には、どうしても神が二種類あるように見えてしかたがありません。「エホバ」といわれている神と、「エローヒム」といわれている神とは、実は違うのではないかと思われます。一神教といわ . . . 本文を読む
(モーセの「十の災(わざわ)い」を起こしたのは、どのような神か)イスラエルの歴史を見ると、モーセの四百年前に、彼の祖先であるイスラエルの民は、エジプトで捕まって人質になって奴隷にされています。四百年間、奴隷の苦しみを味わい、ピラミッドをつくらされたりしていたのですが、これをモーセが解放しました。そして、彼はカナンの地を目指して放浪し、現在のイスラエルあたりのところに国を建てる前のところまでやるので . . . 本文を読む