このゆびと~まれ!

「日々の暮らしの中から感動や発見を伝えたい」

繁栄の国づくりを目指す②

2019年07月31日 | 政治・経済
(覇権国家から滑り落ちた「英国病」とは何だったのか)「英国病」とは、かつて繁栄を誇った英国が、1960年以降、手厚い福祉政策と基幹産業の国有化などの社会主義的政策により、経済は停滞し、国民の勤労意欲が失われ、ついには「ヨーロッパの病人」と言われるまでに衰退した現象です。その始まりは、「教育改革」だったと指摘されています。終戦間近の1944年、チャーチルが戦争遂行に集中せざるを得ない間、連立を組んで . . . 本文を読む
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繁栄の国づくりを目指す①

2019年07月30日 | 政治・経済
(「全世代型社会保障」でますます国民の負担は重くなる)2019年1月4日、安倍晋三首相は、恒例行事の伊勢神宮参拝を終えた後、年頭記者会見で次のように述べたのです。「わが国の社会保障制度を子供から子育て世代、現役世代、高齢者まですべての世代が安心できるものへと改革していく。本年はその力強いスタートを切る年であります。全世代型社会保障元年であります」天照大神の御前での「全世代型社会保障元年」宣言は、少 . . . 本文を読む
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日本文明のエネルギーの源泉

2019年07月29日 | 日本
以前に、「現存する世界最古の博物館『正倉院』」というブログタイトルでお伝えしましたように、奈良の正倉院も日本文明を代表する建造物です。正倉院の宝物は、美術品のみならず文化人類学や民俗学的資料にまで及んでいる。そして、遠く中近東・ギリシャ・ローマにつながるものも多い。このようなコレクションは世界でもほとんど例がないために、世界中の人々から驚異の眼差しで称賛され、人類の宝とまで呼ばれているのです。貴重 . . . 本文を読む
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日本文明のエネルギー⑥「ブロンズ像の傑作・奈良の大仏」

2019年07月28日 | 日本
世界最古の木造建築・法隆寺と比肩(ひけん)するのは、現存する中で世界最大級の木造建築である東大寺大仏殿である。正面の幅58メートル、奥行き51メートル、高さ実に57メートルに達する。この中心に鎮座まします奈良の大仏は、これまた世界最大のブロンズ像とされている。創建は天平勝宝(てんぴょうしょうほう)4(752)年。当時の大きさは高さ16メートル、重量250トンと計算されている。大仏は二度の大火に遭い . . . 本文を読む
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日本文明のエネルギー⑤「美しき最古の木造建築法隆寺五重塔」

2019年07月27日 | 日本
再び、建築の分野に戻るが、現存する木造建築として世界最古のものが法隆寺(ほうりゅうじ)である。その五重塔は高さ32メートル余、総重量は1200トン。心柱は直径2.5メートルで、樹齢2000年以上の檜(ひのき)材を用いている。通説によれば、推古(すいこ)天皇9(601)年、聖徳太子が法隆寺を建立された。『日本書紀』には670年に焼失したという記事があることから、その後に再建されたという説もあるが、五 . . . 本文を読む
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