このゆびと~まれ!

「日々の暮らしの中から感動や発見を伝えたい」

愛の経済学

2017年12月31日 | 人生
「その人が立派な仕事をすることによって、それが、多くの人の心の糧となり、多くの人の心を潤すものとなる」、そういう精神的な富もあります。   すなわち、「時間という石炭を投げ込み、経済力という石油を投げ込み、燃やした結果、でき上がったものは、それ以上のものであった。その触媒になったものが、実は愛だった」ということなのです。  愛という触媒によってでき上がったものは何かといえば、それは、愛が . . . 本文を読む
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愛の働き

2017年12月29日 | 人生
「水に当たるものとしての時間、養分に当たるものとしての経済力、光に当たるものとしての愛、この三つのものが、人間を生かしていくために大事である」と述べました。   このなかで、時間は、経済力と相まって、人間が何かを成し遂げていくために不可欠の要素となっていると考えてよいでしょう。人間は、経済力によって、生活の基盤を築き、時間によって、自分なりに社会への還元をしていきます。経済力と時間によって、人 . . . 本文を読む
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人を生かす三要素

2017年12月27日 | 人生
鉢植えの花が見事に咲いていくためには、どうしても必要なものがあります。一番目は水です。二番目は土です。土といっても、土そのものではなく、土に含まれている養分です。そして、三番目は光です。   水と養分と光、この三者が一体になって初めて、鉢植えの花が立派に咲くようになります。水をやらなければ、花は、やがて枯れていくでしょう。養分を含んだ土がなければ、花は咲かないでしょう。また、暗闇では花は咲きま . . . 本文を読む
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愛からの出発

2017年12月26日 | 人生
今までも、愛についてお伝えしてきましたが、ここで、再び原点に立ち返って、「なぜ愛なのか。何ゆえの愛なのか。なぜ愛から出発する必要があるのか」ということについて考え直してみたいと思います。   「愛」という言葉がしだいに一人歩きするようになると、愛という言葉が抽象的に受け止められて、「その内容はいかなるものであるのか」ということが、なおざりになってしまいがちです。   素朴に、率直に、「愛っ . . . 本文を読む
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乱世の統率力、民を大事にした信長

2017年12月25日 | 歴史
信長が、岐阜城を出て、京都に向かったことがあった。岐阜と近江(滋賀県)との境にある山中というところを通過した時、一人の物乞いがいた。まるでサルのような姿になって、信長に手を差し出し、何かくれといった。   信長はその男にきいた。 「なぜ、こんな山の中でおまえは物乞いなどしているのだ?」   男は応えた。 「昔、この山中を通る落人の女性の着物を剥ぎ、持っていた金品を全部奪ったことがありま . . . 本文を読む
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