先週の祝日、11月23日の「勤労感謝の日」について、お話します。
この祝日について、新聞やテレビで祝日の意義を報じられることはなく、民間や自治体などで行われるイベントもほんのわずかでした。
「勤労感謝の日は一体何を祝う日なの?」と子供に質問されて、祝日の意味がさっぱり分からず、学校で教えられた記憶もないので、困惑されるお父さん方も多いのではないでしょうか。
「勤労感謝の日」は「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」という趣旨の元、制定された祝日ですが、なんとなく掴みどころがないと感じている方も多いと思います。
それは、その祝日の真意が伝えられていないからです。 . . . 本文を読む
「人生は先が分からないからよいこともあるのだ」と思ったほうがよいのです。
「一生懸命、精進しているけれども、自分の目の前に現われてくる、成功や失敗のなかに、天意を読み取っていく。『天の意志は、どの辺にあるのか』ということを、じっと読み取っていく」ということが大事です。
自分の計らい心だけでは、全部は分かりません。自我だけでは、とても分からないのです。
成功や失敗から、「このなかに、どういう天意があるのか。天は自分に何を教えようとしているのか」ということを謙虚に学び、感じ取っていく力が必要です。 . . . 本文を読む
せっかく、この世に生まれてきた以上、「大きな仕事をしよう」と志したほうがよいでしょう。
「人様から責められないような人生を生きればよい」という言い方は、敗者の弁だと思います。「私は誰からも悪く言われませんでした」と言う人もいるかもしれませんが、「誰からも悪く言われなかった」ということは、「何事も成し遂げなかった」ということと、ほとんど同じなのです。 . . . 本文を読む
高い目標に向かってチャレンジするからこそ、挫折や失敗があるのであって、高い目標に対してチャレンジしない人には、挫折も失敗もありえないのです。
単に流されているだけの人、クラゲのように浮かんでいるだけの人には、挫折も失敗もありません。高いハードルを超えることを常に目指しているからこそ、超えられないハードルが出てくるのです。 . . . 本文を読む
「純粋な心を忘れまい。素直な心を忘れまい」という気持ちを、常に持っていることが大事です。
心というものは、きれいなガラスの容器に入ったダイヤモンドである――そうしたイメージを持っていなくてはいけません。まん丸い水晶の玉のなかに入っていると言ってもよいでしょう。
水晶の玉のなかにダイヤモンドがあるならば、水晶の表面をきれいに磨いておかないと、なかにあるダイヤモンドの美しさが見えません。ダイヤモンドそのものは、外から見えようが見えまいが、いつもキラキラと光を放っているわけですが、外側の水晶なりガラスの器なりが曇ってしまうと、外からはダイヤモンドの光が見えなくなってしまうのです。 . . . 本文を読む