スーパーマラニックｉｎ平戸島

　一夜明けて・・・午前５時半、主催者（兼参加者）始め続々と人が集まり、早朝のグラスハウスは賑やかに・・・午前８時、スタート。６０ｋｍの平戸島の旅。

　今回で５回目の勝手気ままな大会に初回から参加。昨年はスマイルラン・フォー・チルドレンの最終ステージ参加のため、お休み。それ以外は全て参加。初回のわずか数名の参加者からすれば随分と成長した大会である。

　金曜の朝、家を出て職場から直行してきたので携帯の充電もままならず、今回は写真なし。（本当は、根獅子の浜の民家の畑の中にひっそりとたたずむマリア観音像の写真を撮りたかったのだが・・・）

　正午、紐差教会の鐘が時を告げる・・・ここ平戸は（隣の生月島もそうだが）何の変哲もない日本の田舎の風景である。唯一、教会や隠れ切支丹の史跡を除いては。

　本当に先ほどの畑の中のマリア観音像を２年前に発見した時は、感動した。それはやや小高い土地の中に海を見下ろすように静かにたたずんでいた・・・こんな田舎に（とは失礼だが・・・）いや、本当に何でこんな畑の中に？何でこんな山の中に？？といった具合に、ここ平戸島にはキリスト教が根付いている。

　紐差教会は中でも大きな教会である。そのすぐ下には神社があって、何だか微笑ましいシチュエーションである。

　６０ｋｍを相変わらずのイーブン・ペースで一人淡々と進む。６時間３９分でゴール。予定より１時間以上早くゴールし、ユースホステルの露天風呂に入って生ビールを飲んで他の参加者がゴールするのを待つ。自らクルマを出して応援に行く、なんてコトはしない。だって今まで遅かった私なのですから、それって結構イヤミでしょ？だから、飲兵衛は飲兵衛らしく、おとなしく飲んで待つ。宴会は３時間後。それまでにビール５缶ほど空け、すでにできあがってしまった。

　夕べの豪華絢爛たる夕食はどこへやら・・・この日のメニューは、おでん、フランクフルト、ポテトフライ・・・とホント居酒屋メニューでした。

　終わってカラオケルームへ突入・・・の予定が、他の団体客に先行され、おとなしく仲間の部屋で飲む。

　それにしても・・・６０ｋｍという距離は適度の疲労感と達成感、そして何よりお酒を一番美味しく飲める距離なのだなあ～。

　今回の参加者とほぼ同じメンバーで再来週、島原ステージ。だが、今度は１００ｋｍなのであなどれない。宴会を１００パーセント楽しめる余力だけは残しておきたい！！